オンライン研修とは?コツとメリット・デメリットを解説

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2026年5月14日(木)

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ヒューマンキャピタルパートナーズ株式会社 代表取締役/人的資本経営・組織開発コンサルタント

堂前 晋平

組織・人材開発の専門家として、社員1万人を超える大手IT企業から10名以下の日本料理店まで、延べ500社・5万人超の支援実績を持つ。
大企業での営業経験を経て、ベンチャー企業にて支社設立・事業責任者・取締役としてIPO、さらに子会社設立を経験。上場企業のグループ人事責任者としてM&A後のPMIを担い、社員70名から400名への急成長を支援。これらの多様な経験を活かし、経営と人事の両視点から戦略的人材マネジメントを実践。日本経営品質賞本賞、ホワイト企業大賞、グッドカンパニー大賞などの受賞に寄与。2023年8月manebiのCPO(Chief People Officer)就任。現在はISO30414のリードコンサルタントとして人的資本経営の推進支援や社員研修の講師としても登壇中。

\成果を出すオンライン研修のコツ/

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社員教育の効率化や、新しい研修スタイルの導入を検討されている人事担当者のみなさま。

「会場の手配や移動にかかるコストを削減したい」「多様な働き方をする社員に、平等な学習機会を提供したい」といったお悩みはありませんか。オンライン研修とは、インターネットを利用してパソコンやスマートフォンから受講できる研修手法のことです。

まずは、従来の対面研修(集合研修)との違いを以下の表にまとめました。

比較項目オンライン研修対面研修(集合研修)
受講場所自宅や自席など、インターネット環境があればどこからでも可能本社や貸し会議室など、指定された研修会場へ集まる必要あり
コスト会場費や参加者の交通費・宿泊費が不要となり、大幅に抑えやすい会場のレンタル費や移動費、紙の資料の印刷代などが発生する
スケジュール調整個人の業務状況にあわせて柔軟に対応可能(オンデマンドの場合)参加者全員と講師の日程をあわせ、長時間の枠を確保する必要あり
進捗と成績の管理システム上で誰がどこまで学んだか、学習データを一元管理できる出席簿の記入や紙のテストの採点など、事務局の手作業が多くなる
コミュニケーションチャット等で可能だが、休憩中などの偶発的な雑談は生まれにくいグループワークや対話がしやすく、受講者同士の交流が生まれやすい
集中力と緊張感画面越しのため途切れやすく、テストを挟むなど飽きさせない工夫が必要講師の直接的な目線があり、適度な緊張感や一体感を保ちやすい

結論からお伝えすると、オンライン研修はコストを大きく抑えつつ、従業員の柔軟な働き方に寄り添った教育を実現できる非常に効果的な手法です。

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オンライン研修の主な種類と特徴

オンライン研修には、大きく分けて3つの形式があります。それぞれの特徴を理解し、目的に合わせて選びましょう。

ライブ配信型

Zoomなどのウェブ会議ツールなどを使い、リアルタイムで講義を行います。その場で質疑応答ができるため、グループワークや双方向のコミュニケーションが必要なテーマに向いています。

オンデマンド型(eラーニング)

あらかじめ録画された動画教材などを視聴する形式です。eラーニングもここに該当し、受講者が業務の状況にあわせて個人のペースで学習できるため、基礎知識のインプットに最適です。

ハイブリッド型(オンデマンドとライブの融合)

事前の基礎学習をオンデマンドで行い、その後の実践やディスカッションをライブ配信や対面で行う方法です。学習時間を効率化しつつ、深い理解を促すことができます。

お伝えした3つの種類の中で、eラーニングは主に「オンデマンド型」に位置づけられます。また、「ハイブリッド型」における「事前・事後の自己学習部分」を担う重要なシステムでもあります。

現場の実務においては、以下のようにすみ分けていただくと非常にスムーズです。

  • みんなで同じ時間に集まり、画面越しに対話や実技を行うのが「オンライン研修(ライブ配信)」
  • 各自の空き時間(就業時間内)にシステムへログインし、一人で黙々と知識を定着させるのが「eラーニング(オンデマンド)」

このように整理していただくと、社内で「今回のコンプライアンス教育は各自で進めるeラーニングで十分だね」「来月のマネジメント教育は対話が必要だからライブ配信のオンライン研修にしよう」といった議論が、とてもわかりやすく進むようになります。

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オンライン研修のメリット

オンライン研修の導入には、企業と社員の双方に大きなメリットがあります。

企業視点でのメリット

教育にかかる各種コストの大幅な削減

会場のレンタル費用や参加者の交通費、宿泊費といった目に見えるコストはもちろん、日程調整や資料の印刷にかかっていた事務局の運営工数も大きく減らすことができます。

全国どこでも均一な教育の提供

全国に拠点がある企業や、シフト制で働く社員が多い職場でも、すべての従業員へ全く同じ内容の質の高い研修を届けることが可能です。

受講履歴や学習進捗の一元管理

誰がどこまで学んだか、テストの点数は何点だったかといったデータをシステム上で簡単に把握できるため、人事担当者の管理負担が軽減されます。

社員視点でのメリット

受講する社員側にとっても、オンライン研修には嬉しいポイントがたくさんあります。

場所にとらわれず柔軟に受講できる

わざわざ遠方の研修会場まで足を運ぶ必要がないため、リモートワーク中の自宅や自席のパソコンから落ち着いて受講できます。移動による体力的な負担もなくなります。

自分のペースで繰り返し復習できる

動画教材であれば、少し分かりにくかった部分を巻き戻して何度も確認できるため、一人ひとりのペースに合わせて知識を定着させやすいという特徴があります。

業務のスケジュール調整がしやすい

オンデマンド型であれば、まとまった時間を確保しなくても、業務の都合に合わせて柔軟に学習を進めることができます。

このようにメリットが多い一方で、パソコンの画面越しでは集中力が途切れやすいという側面もあります。そのため、1本あたりの動画を短くしたり、確認テストを挟んだりして、飽きさせない学習環境を作ることが成功の鍵となります。

オンライン研修のデメリットと効果的な対策

メリットが多い一方で、オンライン研修ならではの課題とデメリットも存在します。

【オンライン研修の主なデメリット】 

・受講者の集中力やモチベーションが途切れやすい

パソコンの画面越しでの学習となるため、対面研修のような適度な緊張感が保ちにくく、長時間の講義は飽きられやすい傾向があります。

・受講者同士のコミュニケーションが不足しがち

休憩時間などの偶発的な雑談が生まれにくいため、同期の絆や横のつながりをつくるのには工夫が必要です。

・実技の習得には不向きな場合がある

手先の細かい動きを伴う技術研修や、空気感を共有するロープレなどは、オンラインの画面越しでは伝わりにくいことがあります。

・通信環境やITリテラシーに影響される

受講する場所のインターネット回線が不安定だと、動画が止まるなどのストレスが発生します。また、システム操作に不慣れな社員には事前のサポートが必須となります。

これらのデメリット(注意点)をカバーし、研修を成功に導くための具体的な対策を簡潔にまとめました。社内でのご検討や運用ルールの作成にぜひお役立てください。 

【デメリットに対する効果的な対策】

・集中力やモチベーションが途切れやすい

<対策> 1本あたりの動画を数分程度に短くまとめる(マイクロラーニング)ほか、動画の合間に小テストを挟んだり、ライブ配信の場合はこまめに休憩を入れたりしてメリハリをつけます。

・受講者同士のコミュニケーションが不足しがち

<対策> ライブ配信の中に少人数のグループワークやディスカッションの時間を設けます。また、チャット機能を活用して気軽に質問や意見を発信できる空気をつくることも有効です。

・実技や空気感の共有が難しい

<対策> 知識のインプットはeラーニングで行い、実技やロールプレイングは対面で行う「ハイブリッド型」を取り入れます。お互いの長所を掛け合わせることで、効率よくスキルを定着させることができます。

・通信環境やIT操作に不安がある

<対策> 誰でも直感的に操作できるシンプルなシステムを選びます。また、事前にマニュアルを配布して接続テストを行ったり、当日は講師とは別に進行やトラブル対応を担うサポート役(ファシリテーター)を配置したりすると安心です。

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オンライン研修の導入手順とコツ

オンライン研修の導入を成功させるためには、準備から振り返りまで、段階に応じた具体的なアクションが必要です。社内稟議や運用マニュアルの作成にそのままお使いいただけるよう、実施前、当日、実施後の3つのフェーズに分けて、詳しい手順をまとめました。

実施前の準備(3ヶ月前~前日まで)

オンライン研修の成否は、事前の準備で8割決まると言っても過言ではありません。

・企画と目的の決定(3ヶ月前~) 

まずは「誰に」「どうなってほしいか」というゴールを明確にします。その上で、リアルタイムのライブ配信か、各自が学ぶオンデマンド型(eラーニング)か、最適な配信形式を選びます。

・ツールと教材の選定(2ヶ月前~) 

目的に合ったシステムを選びます。教材を自社で作成するのか、外部から購入するのかもこの段階で決定します。コンプライアンス(労働基準法遵守)の観点から、受講スケジュールは必ず業務時間内で、休憩時間をしっかりと確保できるよう設計することが非常に重要です。

・運営体制とルールの確立(1ヶ月前~) 

講師とは別に、チャットの質問対応やトラブル対応を行う進行役(ファシリテーター)を配置するなど、当日の体制を決めます。また、カメラのオンオフや質問方法などの受講ルールも作成します。

・受講者への案内と接続テスト(2週間前~) 

参加者にマニュアルを配布し、ログイン方法などを案内します。事前に接続テストを実施し、当日の通信トラブルを未然に防ぐ準備を整えます。

研修当日の運営

当日は、参加者が安心して受講できる環境づくりを意識します。

・事前確認とリハーサル(開始前)

講師やスタッフは早めに集合し、マイクやカメラ、画面共有の最終チェックを行います。

・冒頭の案内(開始直後) 

本日のスケジュールや受講ルール、トラブル時の連絡先などを改めて説明し、受講者の不安を取り除きます。

・進行とトラブル対応(研修中)

 一方的な講義にならないよう、チャットやアンケート機能を活用して双方向のコミュニケーションを促します。接続できない受講者がいれば、ファシリテーターが個別にフォローします。

 実施後のフォロー

研修をやりっぱなしにせず、次回の改善につなげるプロセスです。

・効果測定(終了後すぐ) 

アンケートや理解度テストを実施し、受講者の満足度や理解度を測ります。

・振り返りと改善(1週間以内) 

アンケート結果や、LMS(学習管理システム)上の学習進捗データを分析し、講師やスタッフで反省会を行います。受講者の声を反映させ、次回の研修内容や運営方法を改善します。

・未受講者への対応(1週間以内) 

オンデマンド型の場合、受講期限が過ぎても未受講の社員がいれば、リマインドを行ったり、業務負荷を確認したりしてフォローします。

このように、実施前から実施後まで、段階を踏んで丁寧に準備と運用を進めることで、教育効果の高いオンライン研修を実現できます。とくに「実施前の準備」におけるツール選びと教材の確保は、その後の運営工数を大きく左右する重要なポイントです。

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導入企業の成功事例

ここで、オンライン研修を活用して大きな成果をあげている企業の事例を2社ご紹介します。

株式会社近鉄百貨店

多様な勤務形態の従業員がいる中で、公平な教育機会を提供することが課題でした。オンライン研修を取り入れた結果、従業員がそれぞれの働き方に合わせて学べる環境が整い、研修にかかる費用を50パーセント削減することに成功しました。

また、社内だけでなく、お取引先様向けの入店研修では、利便性の向上という形で大きな成果が出ています。全国どこからでもオンラインで受講できるようになったため、「遠方から足を運ぶ必要がなくなり本当に助かった」と多くの感謝の声が寄せられています。

アントワープ株式会社

スタートアップ企業として、若手社員への体系的な教育体制の構築に課題を抱えていましたmanebi eラーニングで基礎的なビジネスマナーや業務スキルを学べる環境が整ったことで、若手社員が自信を持って業務に取り組めるようになったと感じています。

特に制作チームでは、若手社員がコーディングやHTMLなどの技術を学ぶ際、これまでは上司が業務の合間に直接指導していましたが、事前にeラーニングを見てから実践に入る仕組みに変えたことで、指導負担の軽減にもつながりました。

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manebi eラーニングが選ばれる理由

オンライン研修のシステム選びでお悩みでしたら、私たちにお任せください。manebi eラーニングには、多くの企業様に選ばれる4つの強みがあります。

業界最安級の価格

40名以上のご利用なら1人あたり月額500円から、少人数でも月額19,800円からスタートできます。使った分だけ課金される仕組みなので、無駄なコストがかかりません。

豊富な教材数

2,100コース・10,000本以上の教材(オプション動画含む)が使い放題です。新人から管理職を対象とした階層別研修、コンプライアンスやビジネススキルといったテーマ・スキル別研修まで幅広く網羅しており、自社固有の業務研修に必要なオリジナル教材の作成機能や、プロによる動画制作代行も完備しています。

使いやすさ

直感的に操作できる画面設計で、ITreviewなどの口コミサイトでも高い評価をいただいております。パソコンに不慣れな方でも迷わず使え、管理者の手間を最小限に抑えられます。

参照:https://www.itreview.jp/products/playse/reviews

学ぶ文化の醸成

年間1400万回以上の受講完了実績があります。ただシステムを提供するだけでなく、従業員が自発的に学ぶ文化をつくるためのサポートを丁寧に行います。

よくある質問

Q1.申し込みから利用開始まで、どのくらいの期間がかかりますか?

A.最短1週間程度で運用可能です。自社教材の作成を伴う場合でも、manebiのサポートを活用すれば1ヶ月以内に本格的な教育体系を立ち上げることができます。

Q2.オンライン研修で推奨されるツールは?

A.オンライン研修の実施にはWeb会議システムの「Zoom」がオススメです。使いやすさやシンプルでわかりやすいインターフェース、オンライン研修に適したさまざまな機能が搭載されており、多くの企業で採用されています。

ミーティング型・ウェビナー型どちらにも対応しており、ブレイクアウトルーム・録画機能・Q&A・ホワイトボード・画面共有など、オンライン研修に活用できる便利な機能が数多く搭載されているのが特徴です。

Q3.自社独自の研修動画やマニュアルをアップロードして配信することは可能ですか?

A.はい、可能です。自社で制作した動画やスライド資料、PDFなどを簡単にアップロードして配信できます。既存の2,100コース・10,000本以上の教材(オプション動画を含む)と自社教材を組み合わせることで、より実務に即した独自の研修パッケージを構築いただけます。

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