eラーニングと通信教育の違いを解説|比較表でわかる、自社に合う選び方

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2026年8月26日(水)

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ヒューマンキャピタルパートナーズ株式会社 代表取締役/人的資本経営・組織開発コンサルタント

堂前 晋平

組織・人材開発の専門家として、社員1万人を超える大手IT企業から10名以下の日本料理店まで、延べ500社・5万人超の支援実績を持つ。
大企業での営業経験を経て、ベンチャー企業にて支社設立・事業責任者・取締役としてIPO、さらに子会社設立を経験。上場企業のグループ人事責任者としてM&A後のPMIを担い、社員70名から400名への急成長を支援。これらの多様な経験を活かし、経営と人事の両視点から戦略的人材マネジメントを実践。日本経営品質賞本賞、ホワイト企業大賞、グッドカンパニー大賞などの受賞に寄与。2023年8月manebiのCPO(Chief People Officer)就任。現在はISO30414のリードコンサルタントとして人的資本経営の推進支援や社員研修の講師としても登壇中。

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eラーニングと通信教育は、どちらも「場所を選ばず学べる学習方法」ですが、フィードバックの仕組みや学習データの扱い方には明確な違いがあります。どちらが自社・自分に合っているかを見極めるには、この違いを正しく理解することが第一歩です。

本記事では、eラーニングと通信教育の違いを比較表つきで整理したうえで、それぞれの向き・不向き、そして目的別にどちらを選ぶべきかまで解説します

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eラーニングとは?

eラーニングとは、インターネットを活用してオンライン上で学習するシステムの総称です。パソコンやスマートフォンなどのデバイスを使い、動画教材やクイズ、スライド形式のコンテンツを通じて知識やスキルを習得します。

eラーニングの例)manebi、AirCourseなど

eラーニングの効果や導入のメリット、失敗しないための運用ポイントについては、以下の記事で詳しく解説しています。

▶ eラーニングの効果とメリット|失敗する原因と成果を高める6つの柱 

通信教育とは?

通信教育とは、自宅などで自分のペースで学習できる教育方法です。従来は紙ベースのテキストや問題集が中心でしたが、近年ではデジタル教材と組み合わせた形式も増えています。添削指導や講師からのフィードバックを受けながら、計画的に学習を進めるスタイルが特徴です。

通信教育の例)ベネッセの「進研ゼミ」、ユーキャンの資格講座など

通信教育は、学校教育の補完や資格取得を目的として発展してきた学習方法で、大きく分けると以下のような形態があります。

郵送添削型:テキストと課題を郵送でやり取りし、講師が手書きで添削するオーソドックスな形式

オンライン添削型:課題の提出や添削のやり取りをWeb上で行い、郵送より早くフィードバックを受けられる形式

ハイブリッド型:紙のテキストとデジタル教材(動画講義・確認テストなど)を組み合わせた形式

いずれの形式にも共通するのは、「講師が一人ひとりの理解度を見て、個別にフィードバックする」という点です。これは、次章で解説するeラーニングとの最も大きな違いにつながります。

eラーニングと通信教育の違い

eラーニングと通信教育は、どちらも「自分のペースで学べる」という共通点がありますが、フィードバックの仕組みと学習データの活用度に明確な違いがあります。まずは比較表で全体像を押さえましょう。

比較項目eラーニング通信教育
学習スタイル動画・クイズ・スライドを使い、システム上で完結して学ぶテキスト・問題集を中心に、課題提出と添削を通じて学ぶ
フィードバックシステムが即時に自動採点し、その場で正誤・解説を確認できる講師による添削。結果が返るまで数日〜数週間かかる場合がある
学習データの活用LMS(学習管理システム)で受講状況・理解度を詳細に記録・分析できる 成績や提出状況は記録されるが、詳細な分析は難しい
主な活用シーン 企業研修、コンプライアンス教育など組織的な学習資格取得、語学学習など個人のスキルアップ
費用感受講者数に応じた月額制が主流で、大人数ほど1人あたりのコストが下がりやすい講座・添削回数に応じた受講料が中心
向いている人・組織全社員に同じ品質の教育を、効率よく管理しながら届けたい企業一人で学びながらも、人の目による丁寧な指導を受けたい個人

フィードバックの仕組みの違い

eラーニングでは、テストやクイズの結果が自動で採点され、その場で正誤や解説を確認できます。あらかじめ設定された合格点に達しないと次の教材に進めない仕組みもあり、知識の定着に役立ちます。

一方、通信教育では課題を提出してから講師の添削結果が返ってくるまでに数日から数週間かかることがあります。郵送型の場合は特に時間を要する場合があります。

学習データ活用の違い

eラーニングの大きな強みは、学習管理システム(LMS)を通じて受講者の学習データを記録・分析できる点です。誰がいつ、どのくらいの時間学習しているかや理解度テストの合否などが蓄積されるため、管理者は効率的に一元管理することができます。

通信教育でも受講者の成績や提出状況は記録されますが、eラーニングほど詳細なデータ分析は難しいのが現状です。組織的な人材育成でデータを活用したい場合は、eラーニングの方がより適しているといえるでしょう。

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eラーニングの向き・不向き(通信教育と比較して)

ここまでの違いを踏まえ、eラーニングが「向いているケース」と「不向きなケース」を、通信教育と比較しながら整理します。

eラーニングが向いているケース

教育を均一化したい

eラーニングは、教育の質を均一化できる点が大きな強みです。対面研修や個別添削で生じやすい担当者によるばらつきがなく、全従業員が常に同じ質の研修を受けられます。通信教育のように講師ごとの添削の質に差が出る心配がありません。

自社オリジナル教材を活用したい

企業が持つ既存の資料や動画をアップロードすることができます。これにより、自社の業務内容や固有のルール、企業文化に特化した教材をシステム内に蓄積することができます。通信教育の既製カリキュラムでは難しい、自社仕様のカスタマイズが可能です。

システム連携や認証機能を使いたい

一部eラーニングではAPI連携により、データを連携させることができます。また、シングルサインオン(SSO)機能を利用すれば、社員は複数のサービスに一度のログインでアクセスでき、利便性が高まります。

eラーニングが不向きなケース

自分から進んで学ばないと効果が出にくい

eラーニングは自分のペースで学習できる反面、受講者の自主的学習意欲が学習効果を大きく左右します。強制力が働きにくいため、忙しさを理由に学習を後回しにしてしまうケースも少なくありません。通信教育のように「講師に見られている」という緊張感がない分、対策が必要です。

この課題を解決するためには、定期的なリマインドメールの配信や、受講期限を設ける、進捗状況の見える化などが有効です。例えば、eラーニングの導入企業である株式会社木地リード様では、受講状況を人事評価に反映させ、積極的に講座を受講した社員にはボーナス評価に影響を与えるというユニークな仕組みを導入しました。

▼この事例に関する記事はこちら

画面越し中心で集中力を保ちにくい

eラーニングはパソコンやスマートフォンの画面を見続ける学習スタイルのため、長時間の集中が難しいという課題があります。特に動画教材が長すぎると、途中で集中力が切れてしまう受講者も出てきます。集中力を保つためには、1つの動画を10分程度にまとめ、こまめにクイズを挟むなど、教材を短く区切る工夫が効果的です。

通信教育の向き・不向き(eラーニングと比較して)

同様に、通信教育が「向いているケース」と「不向きなケース」を、eラーニングと比較しながら整理します。

通信教育が向いているケース

プロ講師による丁寧な添削を受けたい

通信教育の最大の強みは、専門講師による丁寧な添削指導を受けられる点です。eラーニングの自動採点とは異なり、講師からの人の目によるフィードバックは、学習のモチベーション維持にも効果的です。

特に、「自分の理解が正しいか自信がない」「一人で進めると不安」という人にとっては、講師によるフィードバックがあることで安心感が大きく変わります。人の目による丁寧な指導を重視する方には、eラーニングよりも通信教育の添削システムが向いています。

通信教育が不向きなケース

カリキュラムを柔軟に変えにくい場合がある

多くの通信教育は、事前に設定されたカリキュラムや提出スケジュールに沿って学ぶ形式です。そのため、自分の理解度や興味に応じて学習内容を柔軟に調整することが難しい場合があります。すでに理解している内容も一通り学習しなければならず、効率性に欠けると感じることもあるでしょう。

組織全体の教育を効率的に標準化したい場合は、カスタマイズ性の高いeラーニングの方が適しています。

講座ごとにサポート体制に差がある

通信教育は提供する企業や講座によって、サポート体制に大きな差があります。質問対応が充実している講座もあれば、基本的に教材を送るだけで追加サポートが少ない講座もあります。申し込む前に、「サポートの内容と範囲」が明示されているかを確認することが重要です。

eラーニングが企業で注目される理由

働き方の多様化や研修コストの最適化を背景に、多くの企業がeラーニングを人材育成の主要な手段として導入しています。業務と学習の両立のしやすさ、多様な勤務形態へのフィット、研修コストの削減効果など、企業導入が進む具体的な理由については、以下の記事で詳しく解説しています。

▶ eラーニングの効果とメリット|失敗する原因と成果を高める6つの柱 

どちらを選ぶべきか(ケース別)

eラーニングと通信教育、どちらを選ぶべきかは目的によって変わります。自社・自分の状況に近いケースを確認してみましょう。

ケース1:全社員に向けた研修を、スピーディーに標準化したい

→ eラーニングが向いています。

対面研修のような日程調整が不要で、全従業員に同じ品質の教材を一斉に配信できます。コンプライアンス研修やハラスメント防止研修など、テーマの幅が広いほど活用シーンも広がります。

ケース2:資格取得や専門スキルを、講師の添削を受けながらじっくり身につけたい

→ 通信教育が向いています。

決められたカリキュラムに沿って、講師からの個別フィードバックを受けながら着実に学習を進められます。

ケース3:リモートワークや拠点分散など、社員の働き方がバラバラ

→ eラーニングが向いています。

時間や場所を問わず受講できるため、勤務形態にかかわらず全社員に同じ教育機会を提供できます。

ケース4:受講者の学習データを蓄積し、組織的に管理・分析したい

→ eラーニングが向いています。

LMSによる進捗管理やレポート出力機能を使えば、教育担当者の管理工数を大幅に削減できます。

ケース5:一人で学ぶことに不安があり、人の目による丁寧な指導を重視したい

→ 通信教育が向いています。

講師との継続的なやり取りが、学習のモチベーション維持につながります。

なお、両者は必ずしも二者択一ではありません。全社共通の知識インプットはeラーニングで、専門資格の取得は通信教育で、というように目的ごとに使い分ける、あるいは組み合わせる企業も増えています。

eラーニングの導入を検討する場合は、次の3点を確認しておくと選定がスムーズです。

  • 教育目的に合ったコンテンツがあるか:新人教育、管理職研修、ハラスメント防止、コンプライアンスなど、自社が実現したい研修目的に対応したコンテンツが用意されているか
  • 管理機能や操作性が使いやすいか:受講進捗の自動集計やリマインド機能、部署別・個人別のレポート出力など、教育担当者の負担を減らせる機能があるか
  • サポート体制と導入後の運用支援があるか:初期設定のサポートや、導入後の問い合わせ対応、定着支援のコンサルティングが整っているか

manebi eラーニングが選ばれる理由

現在、多くの企業が業務効率化や人材育成のためにeラーニングを導入しています。数あるeラーニングサービスの中でも特におすすめなのが「manebi eラーニング」です。

誰でも使いこなせる直感的なUI

eラーニングシステムの導入で管理者が最も懸念するのが、「操作の複雑さによる運用負担」です。どれだけ多機能なシステムでも、管理画面が複雑であれば受講登録や進捗確認、レポート出力に時間がかかり、教育担当者の負担が増してしまいます。

manebi eラーニングは、こうした課題を解消するために、マニュアル不要の直感的な管理画面を採用しています。研修コースの作成、受講者登録、進捗確認、リマインド送信といった一連の操作が簡単にできるよう設計しています。

学習意欲を向上させる仕組み

eラーニングの課題である「学習の継続」を解決するため、manebi eラーニングには学習意欲を高めるさまざまな仕組みが組み込まれています。受講ランキングなどのゲーミフィケーション要素を取り入れた受講者マイページでは、受講時間や達成状況が表示され、学習の進捗を実感できます。受講ランキング機能により、他の受講者と競い合う楽しさも体験できます。

学習を「やらされる義務」ではなく「楽しい体験」に変える工夫が、manebi eラーニングの大きな特徴です。

オプション動画含む2,100コース・10,000本以上の教材ラインナップ

manebi eラーニングでは、コンプライアンスやハラスメント防止といった必須研修から、ビジネススキル、マネジメント、ITスキル、プログラミングまで、幅広い領域をカバーしています。

加えて、社内オリジナルコンテンツを100GBまでアップロードできる機能も備えています。自社独自の業務マニュアルやナレッジを共有し、外部教材と組み合わせて活用することで、より効果的な人材育成が実現できるでしょう。

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よくある質問

Q1.eラーニングの導入費用はどれくらいかかりますか?

A.eラーニングの導入費用は、システムの形態や受講者数によって大きく異なります。クラウド型のサービスでは、初期費用が数万円から数十万円、月額費用が受講者数に応じて1人あたり数百円から数千円程度が一般的です。

manebi eラーニングでは、企業の規模や利用目的に応じた柔軟な料金プランを用意しており、コストパフォーマンスの高い導入が可能です。詳しい費用については、無料相談でお問い合わせいただければ、貴社に最適なプランをご提案いたします。

Q2.manebi eラーニングでは導入の際にサポートはありますか?

A.はい、あります。manebi eラーニングでは、導入から運用まで手厚いサポート体制を整えています。導入時には、オンラインミーティングを通じて初期設定や操作方法をご説明し、スムーズに運用を開始できるようサポートします。

導入後も、トラブル対応やシステム活用のアドバイスなど、専任チームが継続的にサポートいたします。チャットボット機能やヘルプページ、メール対応など、さまざまな方法でお問い合わせいただける体制を整えています。

Q3.manebi eラーニングはパソコン以外で受講することはできますか?

A.はい、できます。manebi eラーニングは、パソコンだけでなくスマートフォンやタブレットでも受講可能です。インターネット環境があれば、出張先、自宅など、場所を選ばずに学習できます。デバイスを切り替えても学習の進捗は自動的に同期されるため、途中から別のデバイスで続きを学習することも可能です。

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