SNSの普及により、企業におけるSNSリテラシー向上は欠かせない課題です。不適切な投稿による炎上や情報漏えいは、企業の信頼を一瞬で失墜させるリスクを伴います。そのような中、効果的なSNS研修を実施すれば、従業員の意識を高めてリスクを未然に防げます。
特に、「manebi」のLMSを活用すれば、豊富なコンテンツと柔軟な研修形式で初心者でも安心して導入できるだけでなく自社独自の教材作成も可能です。本記事では、SNS研修を成功に導くためのステップや注意点、「manebi」を活用した研修の魅力について詳しくご紹介します。
本記事を読めば、自社の課題解決につながるSNS研修をスムーズに実施できます。SNS研修を活用し、炎上・情報漏えいを未然に防ぎましょう。
SNS研修とは
SNS研修はSNSの基本概念・役割を理解し、個人および企業での活用方法を学ぶための研修です。SNSはインターネット上で人々が情報を共有し、交流するためのプラットフォームであり、現代のコミュニケーション手段として欠かせない存在です。
SNS研修ではSNSの基本的な仕組みや特徴を学び、個人の情報発信や企業のマーケティング戦略にどう活用できるかを検討します。また、近年はSNS投稿による炎上も増えており、SNS研修を通じてリスクを未然に防ぐ方法も学べます。
SNS研修は「リスク研修」と「マーケティング・広報研修」の2種類がある
SNS研修は、大きく「リスク研修」と「マーケティング・広報研修」の2種類に分類されます。
リスク研修
リスク研修の目的は従業員がSNS利用に伴うリスクを理解し、炎上や情報漏えいなどのトラブルを未然に防ぐことです。SNSは情報発信の手軽さから、不適切な投稿や情報管理のミスが重大な問題に発展する可能性があります。
リスク研修では、まずSNSに潜むリスクの種類と具体的な事例を紹介するのが有効です。例えば、過去に企業がSNS上で炎上したケースを取り上げ、具体的な問題点を明らかにするなどの研修コンテンツが考えられます。
また、万が一炎上が発生した際の対応方法についても学ばなければなりません。迅速かつ適切な対応が求められるため、シミュレーションを通じて実践的なスキルを身につけます。他にも、リスク研修では社内SNSガイドラインやコンプライアンスの遵守について確認し、企業全体でのリスクマネジメント体制の強化を図ります。
マーケティング研修
マーケティング研修の目的はSNSを活用した効果的なマーケティング手法を学び、ブランド認知度の向上や顧客エンゲージメントの強化を図ることです。SNSは多くのユーザーと直接的にコミュニケーションを取れるため、マーケティングツールとして非常に有効です。
マーケティング研修では、各SNSプラットフォームの特徴とユーザー層を理解する研修内容が一般的です。例えば、X(旧Twitter)・Instagramなど各プラットフォームが持つ特性や主なユーザー層の年齢・性別・興味関心などを分析します。
また、ターゲット設定やコンテンツ戦略の立案方法を学ぶケースも多いです。具体的には、「どのようなユーザーをターゲットとし、どのようなコンテンツがそのユーザーに響くのか」を考え、効果的な投稿内容の作成や投稿タイミングの最適化についても検討します。
さらに、SNS広告の活用方法や効果測定の手法についても学ぶケースもあります。具体的には、広告の種類や配信方法、予算設定、効果の分析方法など実践的なスキルを習得する研修内容が多いです。
SNS研修の実施対象者
SNS研修の実施対象者としては、主に以下の4つにわけられます。
- マーケティング部門・広報部門の担当者
- 新入・若手社員
- 役員・管理職・マネージャー
- アルバイト・パート従業員
SNS研修を実施する対象者に合わせて、実務に役立つ研修内容を考えましょう。
マーケティング部門・広報部門の担当者
マーケティングや広報の担当者にとってSNSは、ブランドの認知度向上やプロモーション活動に欠かせないツールです。そのため、研修では各SNSの特性や最新トレンドを理解し、自社のマーケティング戦略に組み込む方法を学びます。
具体的には、ターゲット層に響くコンテンツの企画・制作方法を習得し、投稿・キャンペーンの設計をおこなうなどの研修コンテンツが考えられます。また、SNS上での炎上リスク・ステルスマーケティングなどの問題点を解説し、リスク対策や問題発生時の対応方法を網羅した研修コンテンツもおすすめです。
新入・若手社員
新入・若手社員も、SNS研修の実施対象者となり得ます。新入・若手社員はSNSを日常的に利用する世代が多い一方で、ビジネスシーンでの使い方やリスク管理については十分な知識を持っていない場合があります。
新入・若手社員を対象としたSNS研修では、SNS利用に伴うリスクや企業人としての適切な利用方法の理解を目的とするケースが多いです。具体的には、業務上知り得た情報の取り扱いを学び、個人の発言が企業の公式見解と受け取られることを認識させる研修コンテンツがおすすめです。さらに、企業のSNSガイドラインやポリシーを理解し、遵守する意識を高めて責任ある情報発信をおこなうスキルを身につけさせます。
役員・管理職・マネージャー
役員・管理職・マネージャーもSNS研修の実施対象者です。役員や管理職、マネージャー層は部下や組織全体のSNS活用を統括・指導する立場にあります。そのため、研修では各SNSの基本的な特性や潜在的なリスクを把握し、部下の指導・組織の方針策定に活かすことを目的とするケースが多いです。
具体的には、SNS上で炎上するメカニズムや対策を学び、組織としてのリスク管理能力を高めます。また、SNS上でのハラスメントリスクについても理解を深め、未然に防止するための施策や問題発生時の適切な対応方法を習得します。
アルバイト・パート従業員
アルバイト・パート従業員も、SNS研修を実施する対象です。アルバイトやパート従業員は顧客と接する機会が多く、SNS上での情報発信が企業のイメージに直接影響を与える可能性があります。
アルバイト・パート従業員を対象としたSNS研修では、仕事中や職場内でのSNS利用に関する注意点を中心に学ぶケースが多いです。具体的には、業務中の写真撮影・投稿が情報漏えいやプライバシー侵害につながるリスクを理解し、適切な行動を取るための指針を研修で提供します。
企業がSNS研修を実施すべき理由は炎上リスクの回避
企業がSNS研修を実施すべき理由は、主に炎上リスクの回避にあります。総務省によるとSNSが普及し始めた2011年以降、炎上の発生件数は急激に増加している状況です。
従業員がSNS上で不適切な投稿・情報漏えいをおこなうと、企業の信用やブランド価値が大きく損なわれる可能性があります。そのため、SNS研修を通じて従業員にSNSのリスクを理解させ、適切な運用方法やガイドラインの遵守を徹底して炎上を未然に防ぐ必要があります。また、万が一炎上が発生した際の適切な対応方法を学び、被害の拡大を防いで企業イメージの保護を図れる体制を整えることも必要です。
企業がSNS研修を実施するメリット
企業がSNS研修を実施するメリットは、主に以下の3つがあげられます。
- SNSを利用するリスクを把握して事前に回避できる
- 効果的な活用方法を学んでマーケティングの成果を高められる
- 信頼性の高い投稿で企業・ブランドのイメージ向上につながる
SNSがメインのコミュニケーションツールである現代では多くのメリットがあるため、積極的にSNS研修を実施しましょう。
SNSを利用するリスクを把握して事前に回避できる
SNSの手軽さは情報発信の利便性を高める一方で、炎上や情報漏えいといったリスクも伴います。SNS研修では従業員が上記のリスクを正しく理解し、不適切な投稿を未然に防ぐための知識を習得できる点がメリットです。
具体的には、過去の炎上事例を基に問題の発生経緯を分析し、「どのような行動がリスクにつながるのか」を学びます。なお、情報漏えいなどの情報セキュリティリスクに関しては、「情報セキュリティリスクとは?企業が行うべき対策を解説」の記事で詳しく解説しています。
効果的な活用方法を学んでマーケティングの成果を高められる
SNS研修では各プラットフォームの特性や最新トレンドを理解し、効果的な情報発信の手法を学ぶコンテンツも用意できます。そのため、SNSの効果的な活用方法を学んでマーケティングの成果を高められる点も大きなメリットです。例えば、以下のように各SNSで投稿する際には、プラットフォームの特性に合わせたコンテンツの作成が重要です。
- Instagram:視覚的なインパクトを重視した投稿
- X(旧Twitter):短文でのタイムリーな情報発信
- TikTok:短尺動画を活用したコンテンツ
さらに、ターゲット層に応じたコンテンツ制作・投稿タイミングを最適化すれば、エンゲージメント率を高められます。
信頼性の高い投稿で企業・ブランドのイメージ向上につながる
SNS研修を通して信頼性の高い投稿ができるようになれば、企業のイメージ向上につながる点もメリットです。例えば、著作権を侵害しない画像・文章の使用、差別的・誤解を招く表現の回避などSNSの投稿では細かな配慮が求められます。また、SNSを通じた一貫性のあるメッセージ発信は、ブランド価値の強化にもつながります。
SNS研修で従業員に伝えるべき内容
SNS研修で従業員に伝えるべき内容として、以下のコンテンツがおすすめです。
- SNSの種類・最新トレンドなどの基本情報
- 各SNSの特徴と使い分け
- 社内SNSガイドラインの内容説明
- 他企業のSNS活用事例
- 炎上・ステルスマーケティング対策
- 従業員の個人SNSアカウントを利用する際の注意点
上記の中から、自社のSNS運用における課題解決につながるコンテンツを選びましょう。
SNSの種類・最新トレンドなどの基本情報
まず、X(旧Twitter)・Instagram・YouTubeなどの主要なSNSの特徴・機能を理解する研修コンテンツがおすすめです。各プラットフォームのユーザー層や投稿形式、拡散力などを把握すれば、適切な活用方法を見出せます。
また、AIの活用・ショート動画の普及・インフルエンサーマーケティングなど、最新のSNSトレンドに関するコンテンツもおすすめです。SNSの最新トレンドを理解すれば、効果的な情報発信やマーケティング戦略の策定に役立てられます。
各SNSの特徴と使い分け
各SNSの特徴と使い分けについても、SNS研修で学習するコンテンツとしておすすめです。各SNSプラットフォームは異なるユーザー層や特性を持っており、具体例としてInstagram・X(旧Twitter)には以下の違いがあります。
- Instagram:ビジュアル重視で若年層に人気がある
- X(旧Twitter):拡散力が高い
研修では自社の目的やターゲットに応じて適切なSNSを選択し、効果的に活用する方法を学びます。
社内SNSガイドラインの内容説明
社内SNSガイドラインの内容説明も、SNS研修のコンテンツとして適しています。具体的には、SNS利用におけるリスク管理の重要性を理解し、社内で定めた投稿ルールや禁止事項を明確に伝えます。
社内SNSガイドラインの策定は従業員がSNSを適切に利用し、企業の信用やブランド価値を守るための基盤です。具体的なSNS利用のルールを周知させれば、従業員一人ひとりが自覚を持って行動して炎上などのリスクを未然に防げます。
他企業のSNS活用事例
他企業のSNS活用事例もSNS研修のコンテンツとして最適で、自社でのSNS運用成果を効率的に高められます。例えば、ある企業がSNSを活用して新商品のプロモーションに成功した事例や顧客とのエンゲージメントを高めた取り組みなどを紹介します。また、従業員のSNS投稿で炎上したなど他社の失敗事例を紹介し、同様のミスを避けるための対策を考える研修内容も有効です。
炎上・ステルスマーケティング対策
SNS炎上が発生する原因・流れを学び、炎上を未然に防ぐ方法や発生時の適切な対応方法を習得する研修も必要です。例えば、過去の炎上事例を分析して「どのような投稿が問題となったのか」をグループワークなどを通して理解します。また、ステルスマーケティングの問題点・法的リスクを理解して適切なマーケティング手法を学べば、SNS投稿における企業の信頼性を高められます。
従業員の個人SNSアカウントを利用する際の注意点
業務上の機密情報・個人情報をSNSで公開しないよう注意喚起する内容も、SNS研修のコンテンツとして有効です。研修では個人の投稿が企業の評判に影響を及ぼす可能性を理解し、適切な行動を促す必要があります。例えば、個人アカウントにおけるプライバシー設定を適切に管理し、投稿の公開範囲を限定する方法を指導するなどの研修コンテンツが考えられます。
SNS研修を実施する方式
SNS研修を実施する方式には、主に以下の6種類が存在します。
- 集合研修(自社運営)
- 集合研修(外部委託型)
- 集合研修(講師派遣型)
- オンライン研修(ライブ型)
- オンライン研修(eラーニング/LMS)
- ブレンディッドラーニング(オンライン研修+集合研修)
上記の中から、自社の研修目的や業務環境に合った方式を選びましょう。
集合研修(自社運営)
自社運営の集合研修は企業内で独自にSNS研修を企画・実施する形式で、社内の課題やニーズに応じてカスタマイズしやすい点が特徴です。自社運営の集合研修におけるメリット・デメリットは、以下のとおりです。
メリット | 自社の文化や目標に沿った研修をおこなえることが最大の利点。研修内容を自社の業務に即してアレンジできるため、従業員の理解度や実践力を高めやすくなる。また、外部講師の依頼費用がかからないため、コストを抑えられる点も魅力。 |
デメリット | 専門的な知識を持つ講師を確保する必要があり、研修の準備や運営に時間・労力がかかる。特に、最新のSNSトレンドや事例を盛り込むためには、担当者が常に情報をアップデートする努力が求められる。 |
集合研修(外部委託型)
外部委託型の集合研修は外部研修機関やセミナーに社員を参加させる形式で、専門家から最新の知識・事例を直接学べる点が特徴です。外部委託型の集合研修におけるメリット・デメリットは、以下のとおりです。
メリット | SNSに精通した講師による研修を受けられることが最大のメリット。最新トレンドや具体的な成功事例を基に、実践的なスキルを習得できる。また、研修準備の手間が省けるため、社内のリソースを他の業務に集中させることが可能。 |
デメリット | 外部研修の場合、必ずしも自社の課題に即した内容ではない場合がある。参加者が他社の従業員と合同で受講するケースが多く、企業独自の事情に関する情報共有に制約が生じる場合もある。 |
集合研修(講師派遣型)
講師派遣型は外部のSNS専門家を招いて研修を実施する方法で、自社の課題に応じたオリジナルの研修内容にしやすい点が特徴です。
メリット | 企業の業務内容や従業員のスキルレベルに合わせたカスタマイズが可能。外部の専門家から最新知識・具体的な事例を学べるため、実務に即した知識を習得できる。質疑応答もリアルタイムでおこなえるため、理解を深めやすいことも利点。 |
デメリット | 講師派遣には費用が発生し、複数回実施する場合はコストがかさむことがある。また、講師との日程調整・研修環境の整備が必要となるため、事前準備にも手間がかかる。 |
オンライン研修(ライブ型)
ライブ型オンライン研修は、Web会議システムを使用してリアルタイムで実施される研修形式です。遠隔地からでも参加可能で、双方向のやり取りができる点がライブ型オンライン研修の特徴です。ライブ型オンライン研修のメリット・デメリットは、以下のとおりとなります。
メリット | 参加場所を選ばず、在宅勤務中の従業員も受講できる柔軟性が最大のメリット。講師とのリアルタイムのやり取りが可能なため、疑問点をその場で解消できて理解を深められる。講義の録画を活用すれば復習もしやすい。 |
デメリット | インターネット環境に依存するため、接続トラブルが発生する可能性がある。また、対面形式に比べて参加者の集中力が維持しにくい。 |
オンライン研修(eラーニング/LMS)
eラーニングは、事前に録画・作成された学習コンテンツを学習管理システム(LMS)を通じて受講する形式です。eラーニング形式のオンライン研修におけるメリット・デメリットは、以下のとおりです。
メリット | 受講者は自分のスケジュールに合わせて学習を進められる。繰り返し視聴できるため、理解を深めるための反復学習が可能。受講履歴が記録されるため、学習進捗を管理しやすいことも利点。 |
デメリット | 受講者のモチベーション維持が課題となる。自己管理が求められるため、学習が途中で止まってしまう可能性もある。また、リアルタイムでの質疑応答ができず、理解が不十分なまま進んでしまうリスクも高い。 |
ブレンディッドラーニング(オンライン研修+集合研修)
ブレンディッドラーニングは、オンライン研修と集合研修を組み合わせたハイブリッド型の研修方式です。具体的には、オンラインで基礎知識を学び、集合研修で実践的なスキルを習得する流れで研修が進行します。ブレンディッドラーニングのメリット・デメリットは、以下のとおりです。
メリット | オンラインでの事前学習により基礎知識を習得し、集合研修で実践的な演習をおこなうことで知識の定着を図れる。集合研修で集中しやすい環境を整えられるため、学習効率を高められる点も魅力。 |
デメリット | オンラインと集合の両方を組み合わせるため、研修設計や運営が複雑になり、準備に手間がかかる。 |
SNS研修を実施する流れ・ステップ
一般的なSNS研修を実施する流れ・ステップは、以下のとおりです。
- 研修を実施する目的を決める
- 目的にあった研修内容と実施方法を決める
- 研修を実施してアンケートで理解度調査をおこなう
上記の手順を参考に、自社の業務環境に合わせてSNS研修を実施しましょう。
研修を実施する目的を決める
まず、SNS研修の実施目的を明確に設定する必要があり、目的の例として以下の3つがあげられます。
SNS研修の目的 | 概要 |
リスクマネジメント | 従業員の不適切なSNS利用による炎上や情報漏えいを防止するため、リスク管理の意識を高める。 |
スキル向上 | 企業のマーケティング活動におけるSNS活用能力を高め、効果的な情報発信や顧客とのコミュニケーションを促進する。 |
ブランドイメージ向上 | 適切な情報発信を通じて企業やブランドの信頼性を高め、市場での競争力を強化する。 |
SNS研修の目的を明確にすれば、研修の方向性や内容が定まって効果的なプログラムの構築が可能となります。
目的にあった研修内容と実施方法を決める
設定した目的に応じて、研修内容と実施方法を選定しましょう。例えば、リスクマネジメントを重視する場合はSNS利用におけるリスクや炎上事例、情報漏えい防止策などを中心に据えた内容が適切です。一方、スキル向上が目的であれば、各SNSの特徴や最新トレンド、効果的なコンテンツ作成方法などを取り入れると良いでしょう。
SNS研修の実施方法については集合研修やオンライン研修、外部講師の招へいなどから企業の状況・目的に合わせて選択します。例えば、「最新の知識を取り入れるために外部の専門家を招く」「遠隔地の従業員も参加できるようオンライン形式を採用する」などの選び方が考えられます。
研修を実施してアンケートで理解度調査をおこなう
計画した内容と方法に基づき、SNS研修を実施しましょう。研修中は参加者の積極的な参加を促すために、ディスカッション・ワークショップなど双方向のやり取りを取り入れると効果的です。
SNS研修終了後には、アンケートやテストを実施して参加者の理解度や満足度を測定します。理解度・満足度を測定すれば、SNS研修の効果を客観的に評価して今後の改善点を明確にできます。収集したフィードバックを基に研修プログラムを継続的に改善し、次回以降の研修の質を高めましょう。
「manebi」(LMS)を活用したコンプライアンス研修のメリット
manebiを活用したコンプライアンス研修は、社員一人ひとりの受講状況を詳細に管理できる点が大きなメリットです。eラーニング形式を採用しているため、場所や時間を問わず受講可能で、忙しい社員でも柔軟に学習を進められます。以下に、manebiのコンプライアンス研修が持つ特長を詳しく紹介します。
初めての実施でも手厚く支援できる
初めてコンプライアンス研修を導入する企業に対して、manebiは状況や要望を丁寧にヒアリングし、最適な教育プランを提案してくれる点が特徴です。例えば、eラーニング導入時には利用方法を説明するオンボーディングミーティングをオンラインで実施してスムーズな運用をサポートします。また、集合研修を実施する場合は研修内容の調整・教材の準備などを研修当日までサポートしてくれるため安心です。
豊富な実績がある
manebiは3,500社以上の企業に導入されており、継続利用率は99%と高い実績を誇ります。多くのコンプライアンス研修を支援してきた経験に基づき、業種や規模を問わずに各企業のニーズに合わせた研修を提供できる点が特徴です。
あらゆるテーマの研修ができる
manebiは6,000以上の豊富な研修コンテンツを用意している点が特徴です。コンプライアンス研修だけでなく、情報セキュリティ・インサイダー取引・内部統制など、さまざまなテーマの研修を網羅しています。
企業に必要な教育を1つのプラットフォームでカバーでき、従業員のコンプライアンス意識を総合的に高めることが可能です。また、ストーリー仕立てのドラマ教材や要点をまとめたスライド教材など多彩な教材形式が揃っており、受講者が楽しく学習を進められるよう工夫されています。
eラーニングと集合研修:ニーズに合わせて選択できる
manebiはeラーニングと集合研修の両方を提供しており、企業のニーズに合わせて最適な研修プランを選択できます。例えば、SNS運用での炎上リスクを未然に防ぎたい場合は、eラーニングでリスク管理意識を浸透させていくのがおすすめです。反対に、既に炎上が発生した場合は集合研修を実施し、社内事例を交えながら自分ごと化させていくのが有効です。
さらに、eラーニングと集合研修を組み合わせた「ブレンディッドラーニング」も提供している点も特徴です。eラーニングで基礎知識をインプットして集合研修でアウトプットを実践すれば、学習効果を最大化できます。
自社独自の教材も簡単に作成できる
manebiは、自社独自の教材を簡単に作成・アップロードできる機能を備えている点も特徴です。企業は自社の業務内容・方針に合わせたオリジナルの研修コンテンツを作成できるため、実務に活かしやすい研修内容を提供できます。また、既存の豊富なコンテンツとオリジナル教材を組み合わせれば、より効果的な研修プログラムを構築可能です。
manebiを活用すれば、初めての導入でも手厚いサポートを受けながら多彩なコンテンツを活用した効果的なコンプライアンス研修を実施できます。SNS研修でmanebiの活用を考えられている場合は、ぜひ「総合資料ダウンロードフォーム」からお問い合わせください。
\社員教育はeラーニングと集合研修で/
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