eラーニングとは？導入のメリット・デメリット｜システム導入手順と選定ポイント

働き方改革やリモートワークの普及により、企業の研修スタイルが大きく変わり始めています。そうした中で注目されているのが、場所や時間を選ばず学べるeラーニングです。本記事では、eラーニングの基本的な仕組みから導入のメリット・デメリット、そして実際の運用ポイントまでを詳しく解説します。

オプション動画含む約8,000超の教材とAI搭載のLMSを持つmanebi eラーニング

eラーニングとは？

eラーニングとは、インターネットを活用して行う学習形態のことです。パソコンやスマートフォン、タブレットなどのデバイスを使用し、動画講義やテスト、アンケートなどの教材を配信します。従来の集合研修とは異なり、受講者は自分のペースで好きな時間に学習でき、企業は学習進捗や理解度をリアルタイムで把握できる点が大きな特徴です。

多くのeラーニングシステムには、LMS（学習管理システム）が搭載されています。LMSは受講者の学習履歴や成績、進捗状況を一元管理する機能を持ち、研修担当者の業務負担を大幅に軽減します。

企業がeラーニング導入で得られる5つのメリット

eラーニングの導入は、企業にさまざまなメリットをもたらします。コスト削減や業務効率化はもちろん、学習データの可視化により人材育成の質そのものを向上させることが可能です。ここでは、企業がeラーニングを導入することで得られる5つのメリットを詳しく解説します。

研修コストが削減できる

集合研修では、会場費や講師費用、受講者の移動費など、多くのコストが発生します。eラーニングを導入することで以下のように費用削減を実現できます。

• 会場費・講師の交通費・受講者の移動費を削減できる
• 全国に拠点がある企業では、受講者を一箇所に集める必要がなく、移動や業務調整の負担も軽減される
• 一度作成した教材を繰り返し使用できるため、長期的な教育コストを大幅に削減できる
• 新入社員研修なども既存教材の配信で対応可能
• 法改正などによる内容変更も、一部修正で全受講者に最新情報を提供できる

特に、教材の再利用性と更新しやすさは、継続的な教育体制を構築するうえで大きなメリットとなります。これにより、企業はコスト削減だけでなく、常に最新の知識を全社員に効率的に共有できるようになります。

教育機会が均等になる

地方拠点や在宅勤務、時短勤務など、働き方が多様化する中で、全社員に同じ内容の研修を実施するのは簡単ではありません。eラーニングであれば、場所や時間にとらわれず、全員が同じ内容の研修を受講できます。

これにより、研修の機会を均等に提供でき、社員が自分のペースで学習を進めやすくなります。 また、講師による教え方の違いがなく、動画教材として標準化された内容を配信できるため、どの拠点でも同じ品質の教育を行えます。特に全国規模で展開している企業にとって、研修内容の統一は大きなメリットとなります。

学習管理が効率的になる

eラーニングの大きな利点のひとつが、学習管理の効率化です。LMS（学習管理システム）を活用すれば、受講者一人ひとりの学習進捗や理解度を一元管理できます。誰がどの教材を受講したか、テストの点数はどうか、苦手分野はどこかといった情報をリアルタイムで把握できるため、適切なタイミングでフォローアップが可能です。

従来の集合研修では、出席確認や理解度テストの採点、個別フォローの記録などを手作業で行う必要がありました。eラーニングでは、これらの作業の多くを自動化でき、学習に関するデータも簡単に集められます。研修担当者は管理画面で必要な情報をすぐに確認でき、受講が遅れている社員へのリマインドや学習支援に時間を使えるようになります。

いつでも教材をアップデートできる

法令改正や社内規定の変更など、教育内容を更新する必要が生じた場合、集合研修では再度すべての受講者を集めて実施しなければなりません。一方、eラーニングでは該当箇所を修正するだけで、すぐに全受講者へ最新の教材を配信できます。

特にコンプライアンス研修やハラスメント研修など、法改正に対応する必要がある研修では、タイムリーな情報提供が求められます。eラーニングなら改正があった翌日には最新内容を反映した教材を配信できるため、法令違反のリスクを最小限に抑えられます。

学習内容を個別に最適化できる

AI搭載のeラーニングシステムでは、受講者の学習履歴や理解度に応じて、最適な教材を自動提案する機能があります。たとえば、あるテストで低い点数だった分野に関連する補足教材を推奨したり、習熟度が高い受講者には応用的な内容を提供したりすることが可能です。すべての受講者に同じ内容を一律に提供する従来の研修と比べて、学習効果が大きく向上します。

eラーニング導入前に知っておきたい3つのデメリットと対策

eラーニングには多くのメリットがある一方で、注意すべきデメリットも存在します。導入後に「思ったような効果が出ない」と後悔しないためには、事前にリスクを理解し、適切な対策を講じることが重要です。ここでは、よく挙げられる3つのデメリットと、それぞれの対処法について解説します。

学習者のモチベーション維持が難しい

eラーニングは自己学習が基本となるため、受講者の意欲を保つのが難しいという課題があります。

この問題への対策として、以下のような仕組みを取り入れると効果的です。

• 受講期限を設定し、定期的にリマインドメールを送信する
• 学習進捗をランキング形式で可視化し、ゲーム感覚で楽しめるようにする
• 修了後にバッジや修了証を発行し、達成感を提供する
• 上司や先輩からフィードバックをもらえる仕組みを作る
• 定期的にオンラインミーティングを設け、疑問点を解消する場を設ける

特にゲーミフィケーション機能を活用すれば、受講者の競争心や達成感を刺激し、継続的な学習を促せます。また、対面でのフォローアップ研修と組み合わせるブレンディッドラーニングも有効でしょう。eラーニングで基礎知識を習得した後、集合研修でディスカッションや実践演習を行うことで、学習効果を最大化できます。

実技を身につけにくい

eラーニングは、知識の習得には向いていますが、操作研修や対面でのコミュニケーションスキルなど、実践的な技術を学ぶのには限界があります。この課題は、eラーニングと実地研修を組み合わせたブレンディッドラーニングを取り入れる工夫で解決できます。

具体的な方法は以下の通りです。

• eラーニングで理論や基礎知識を学んだ後、対面研修で実技演習を行う
• ロールプレイング動画を教材に組み込み、具体的なシーンをイメージさせる
• オンライン会議ツールを活用したライブ形式の実践研修を実施する
• 受講後に現場でのOJTを必須化し、実務で実践する機会を設ける

このように、eラーニングの強みである「知識習得の効率化」と、対面研修の強みである「実践スキルの習得」を組み合わせれば、両方の長所を活かせるでしょう。

安定したインターネット環境の整備が必要

eラーニングをスムーズに進めるには、安定したインターネット環境が不可欠です。社員の通信環境に差がある場合は、会社がWi-Fi環境を整備したり、オフラインでも学習できるコンテンツを用意したりといったサポートが求められます。

これらの問題を回避するためには、以下のような対策が有効です。

• 導入前に社内ネットワーク環境を確認し、必要に応じて回線増強を行う
• モバイル通信でも視聴できるよう、スマートフォン・タブレット対応のシステムを選ぶ
• オフライン再生機能があるシステムを選定し、事前にダウンロードできるようにする
• 動画の画質を複数用意し、通信環境に応じて切り替えられるようにする

特に営業職など外出が多い社員や、在宅勤務の社員が多い企業では、マルチデバイス対応のeラーニングシステムを選ぶことが重要です。

eラーニング導入を成功させる手順：準備から定着まで

eラーニングの導入を成功させるには、計画的なステップを踏むことが不可欠です。導入目的が曖昧なまま始めてしまうと、期待した効果が得られず、結局使われなくなってしまうケースも少なくありません。ここでは、準備段階から定着段階まで、各段階で押さえるべきポイントを解説します。

準備段階：目的・対象・予算を整理する

eラーニング導入の第一歩は、「何のために導入するのか」を明確にすることです。コスト削減が目的なのか、教育の均一化なのか、学習データの可視化なのか、目的によって選ぶべきシステムや必要な機能が変わります。

以下は導入初期に確認すべき主なポイントです。

• 導入の目的を明確にする
• 受講者の範囲を特定する
• 受講者のITリテラシーを考慮する
• 予算を整理する
  

上記により、導入目的と運用方針が明確になり、自社に最適なeラーニングシステムを選定しやすくなります。

eラーニングにかかる費用について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

導入段階：最適なツールと料金プランを選ぶ

準備段階で整理した目的・対象・予算をもとに、自社に最適なeラーニングシステムを選定します。システム選びのポイントは次章で詳しく解説するため、ここでは料金プランに焦点を当てます。料金プランは大きく分けて以下の3つのタイプがあります。

〈料金プランまとめ〉

料金体系	特徴	適している企業
月額固定型	受講者数に関係なく毎月一定の料金	受講者が多く、頻繁に研修を実施する企業
従量課金型	受講者数や利用時間に応じて料金が変動	受講者数が変動しやすい企業や小規模な導入を検討している企業
買い切り型	初期費用は高いが、長期的には割安	長期間利用する予定があり、初期投資が可能な企業

eラーニングシステムの料金形態は、サービスによって大きく異なります。受講者数が増えるほど割高になるケースもあれば、受講者数に関係なく定額で利用できるケースもあるため、自社の規模や利用計画に合ったプランを選ぶことが重要です。

定着段階：運用体制を整え、成果を測定する

eラーニングを効果的に定着させるためには、導入だけでなく、継続的に運用を支える体制づくりが欠かせません。導入直後から成果を上げるには、誰がどのように運用を担うのかを明確にし、学習が継続できる仕組みを整える必要があります。

そのために、以下のような取り組みが有効です。

• 運用責任者や管理担当者を明確にし、受講促進・問い合わせ対応・教材更新・データ集計などの役割を分担する
• 複数部署で運用する場合は、各部署にサブ管理者を配置して受講フォローを強化する
• KPI（指標）を設定し、「受講完了率80％以上」などの具体的な数値目標を定めて進捗を管理する
• トラブル対応のために、問い合わせ窓口やFAQページを社内ポータル上に設置する
• 定期的に運用状況を見直し、課題を洗い出して改善を重ねる

上記により、運用が属人的にならず、学習が継続しやすい環境を整備できます。体制が整うことで、eラーニングの効果が安定的に発揮され、定着へとつながります。

自社に最適なeラーニングシステムを選ぶ5つのポイント

数多くのeラーニングシステムが存在する中で、自社に最適なものを選ぶのは簡単ではありません。導入後に「思っていた機能がなかった」「使いづらくて浸透しない」といった失敗を避けるためには、事前に重要なポイントを押さえておく必要があります。ここでは、システム選定時にチェックすべき５つのポイントを紹介します。

ポイント① 教材が自社に合っているか

eラーニングシステムを選ぶ際は、用意されている教材が自社の業務内容や研修目的に合っているかを確認することが大切です。多くのシステムには既製の教材コンテンツが豊富にそろっており、充実した教材を活用すればすぐに研修を始められます。特にコンプライアンス研修やビジネスマナー研修など、一般的な内容であれば既製教材を使うことで教材作成の手間を省けます。

ポイント② 学習管理機能(LMS)は十分か

eラーニングシステムの要となるのがLMS（学習管理システム）です。LMSの機能が充実しているほど、研修担当者の業務負担は軽減され、効果的な運用が可能になります。最低限、以下の機能が備わっているか確認しましょう。

• 受講者の登録・管理機能
• 受講進捗のリアルタイム確認
• テスト・アンケートの作成と自動採点
• 修了証の自動発行
• 受講リマインドメールの自動送信
• 学習データのレポート出力

特に大規模な組織では、部署別・役職別などの条件で受講者をグループ管理できる機能が重要です。また、受講者が自分の学習履歴や成績を確認できるマイページ機能があると、自主学習のモチベーション向上につながります。

＜参考＞ LMS導入でeラーニングの学習効果を最大化！活用のコツと成功事例

ポイント③ ITに不慣れな社員でもスムーズに使えるか

どんなに高機能なシステムでも、受講者が使いこなせなければ意味がありません。特にITに不慣れな社員が多い企業では、直感的に操作できるシンプルなUIを持つシステムを選ぶことが重要です。

無料トライアルを利用して、実際に社員に使ってもらい、以下の点を確認しましょう。

• ログイン方法はわかりやすいか
• 受講すべき教材がすぐに見つかるか
• 動画の再生や一時停止などの操作は直感的か
• スマートフォンでも快適に視聴できるか
• 困ったときのヘルプページは充実しているか

ポイント④ 導入サポートは充実しているか

eラーニングシステムを初めて導入する企業にとって、サポート体制の充実度は非常に重要です。迅速かつ丁寧にサポートしてくれるベンダーを選ぶことがeラーニングシステム導入の成功の鍵となります。

サポート内容としては、以下の点を確認しましょう。

• 導入時のオンボーディング研修があるか
• 操作マニュアルやFAQページは充実しているか
• 問い合わせ方法（電話、メール、チャット）と対応時間
• 専任の担当者がつくか
• 研修プランの提案や運用コンサルティングがあるか

特に導入初期は、システムの使い方だけでなく、「どのような研修プランを組むべきか」「受講率を高めるにはどうすればよいか」といった運用面のアドバイスが必要になります。単なる技術サポートだけでなく、教育の専門家として伴走してくれるベンダーを選べば、導入後の定着がスムーズに進むでしょう。

ポイント⑤ セキュリティ対策が十分なされているか

eラーニングシステムには、社員の個人情報や学習履歴、テスト結果など重要なデータが蓄積されます。これらの情報が外部に漏洩すると、企業の信用問題に発展しかねません。そのため、セキュリティ対策がしっかりしているシステムを選ぶことが不可欠です。

最低限、以下のセキュリティ機能が備わっているか確認しましょう。

• SSL暗号化通信によるデータ保護
• データの自動バックアップ
• 多要素認証やIPアドレス制限
• アクセスログの記録と監視
• ISO27001などの認証取得

また、クラウド型のシステムの場合は、データセンターの場所やバックアップ体制も重要です。セキュリティポリシーや利用規約にも目を通し、自社の基準を満たしているか慎重に判断することをおすすめします。

〈選定ポイントまとめ〉

ポイント	確認すべき内容	チェックの要点
教材の種類	既製教材の充実度／自社教材アップロード可否	自社研修に合った形式か
LMS機能	受講管理・テスト・レポート・AI機能など	管理や分析が効率化できるか
使いやすさ	操作のわかりやすさ／スマホ対応	ITに不慣れでも使えるか
料金体系	初期費用・月額・追加費用	利用期間とコストのバランス
サポート体制	導入支援・FAQ・担当者サポート	導入後も伴走してくれるか
セキュリティ	暗号化通信・認証・バックアップ	個人情報を安全に守れるか

失敗しないeラーニングの運用のポイント

eラーニングシステムを導入しても、適切に運用しなければ期待した効果は得られません。受講率が低い、理解度が上がらない、担当者の負担が減らないといった問題が生じることもあります。ここでは、eラーニングを成功させるための運用ポイントを3つ紹介します。

導入目的と目標を社内で共有する

eラーニング導入の成功には、経営層から現場社員まで全員が目的を理解し、協力することが不可欠です。「なぜeラーニングを導入するのか」「どのような効果を期待しているのか」を明確に伝え、社内で共有しましょう。

特に重要なのは、現場の管理職を巻き込むことです。管理職が部下の受講状況を把握し、積極的に声をかけることで、受講率は大きく向上します。逆に、管理職が無関心だと、部下も「やらなくてもいいもの」と認識してしまうでしょう。

受講率・進捗を定期的にモニタリングする

eラーニングの効果を最大化するには、受講状況を常に把握し、必要に応じて対策を講じることが重要です。LMSの管理画面から、誰がどの教材をどこまで受講しているか、テストの結果はどうかを定期的に確認しましょう。受講が遅れている社員には、リマインドメールを送ったり、個別に声をかけたりすることで、受講を促せます。

データを分析し研修内容を継続的に改善する

eラーニングの大きな利点は、学習データが蓄積されることです。このデータを活用しない手はありません。受講完了率、テストの平均点、学習時間、アンケート結果などを定期的に分析し、PDCAサイクルを回しましょう。半年や1年ごとに全体の効果測定を行い、導入前と比較してどのような変化があったかを検証することも重要です。

企業でのeラーニング導入/成功事例

eラーニングの導入効果は、実際の企業事例を見ることでより具体的にイメージできます。ここでは、業種や規模の異なる3つの企業が、どのようにeラーニングを活用し、どんな成果を上げたのかを紹介します。

【日本交通株式会社】対面研修をeラーニングに切り替え研修時間削減・効率化

タクシー業界大手の日本交通株式会社では、従来、新人ドライバーに対する研修を対面で実施していました。しかし、全国に拠点を持つため、講師の移動や日程調整に多大な時間とコストがかかっていました。そこで、基礎知識部分をeラーニング化し、実技のみを対面研修で行うハイブリッド型に切り替えたのです。

その結果、研修期間を従来の半分に短縮することに成功しました。受講者は事前にeラーニングで交通ルールや接客マナーを学び、対面研修では実際の運転技術や緊急時の対応に集中できるようになったのです。この取り組みにより、研修コストを大幅に削減しながら、教育の質を向上させることに成功しました。

日本交通株式会社の導入事例

【株式会社コスモス調剤】使いやすいeラーニングで社員の学習意欲が大幅向上

全国に1,200店舗以上を展開する調剤薬局チェーンのコスモス調剤株式会社では、社員教育の標準化が課題でした。店舗ごとに教育内容にばらつきがあり、新人が育つまでに時間がかかっていたのです。そこで、eラーニングシステムを導入し、全社員が同じ内容を学べる環境を整えました。

導入にあたっては、シンプルで使いやすいUIを持つシステムを選定したことが成功のポイントでした。年齢層が幅広く、ITに不慣れな社員も多かったため、直感的に操作できることが重視されたのです。その結果、導入後わずか3ヶ月で受講完了率が90%を超え、社員からも「使いやすい」「隙間時間に学べて便利」といった好評の声が寄せられました。

株式会社コスモス調剤の導入事例

【株式会社ピークアドバンス】派遣スタッフの教育をeラーニング化で教育を効率化

人材派遣業を営む株式会社ピークアドバンスでは、派遣スタッフへの初期研修が大きな負担となっていました。登録者が増えるたびに集合研修を開催しなければならず、日程調整や会場確保に多くの時間を費やしていたのです。また、欠席者へのフォローアップも課題でした。

eラーニング化により、すべての派遣スタッフが同じ内容の研修を受けられるようになり、教育の質が均一化されました。また、受講履歴が残るため、派遣先企業に対して「きちんと研修を受けたスタッフです」とエビデンスを示せるようになり、信頼性が向上したのです。コスト削減と教育の質向上を同時に実現した好事例といえるでしょう。

株式会社ピークアドバンスの導入事例

manebi eラーニングが選ばれる理由

eラーニングシステムは数多く存在しますが、その中でもmanebi eラーニングは3,500社以上の企業に選ばれています。ここでは、manebi eラーニングが多くの企業から支持される理由を、4つの観点から解説します。

ユーザーの「使いやすい」を追求した直感的なUI

manebi eラーニングの最大の特長は、マニュアル不要で誰でも使いこなせる直感的なUIです。ITリテラシーに関係なく、初めて触れる人でも迷わず操作できる設計になっています。受講者は自分が受けるべき研修がひと目でわかり、ワンクリックで学習を開始できます。

さらに、スマートフォンやタブレットにも完全対応しており、縦向き・横向きの画面切り替えや、バックグラウンド再生機能も搭載されています。

高い受講率を維持できる仕組み

eラーニングの課題であるモチベーション維持について、manebi eラーニングは多彩な機能でサポートしています。

・受講進捗グラフ
・修了証発行
・受講ランキング
・テスト・アンケート機能
・受講者への自動リマインド

上記の機能を標準搭載しているため、「運用のポイント」で紹介した施策をすぐに実践可能です。実際にmanebi eラーニングを導入した企業では90%以上の受講完了率を達成しています。

導入から定着までの手厚いサポート

manebi eラーニングは、導入から定着まで専任の担当者が伴走することで、手厚いサポートを提供しています。導入時には丁寧なオンボーディング研修が実施され、システムの使い方だけでなく、効果的な研修プランの立て方までサポートします。

また、AI搭載LMSが各受講者の学習履歴や理解度をレポートとして出力し、カスタマーサポートチームがそのデータをもとに次の研修戦略を提案します。さらに、ChatGPTを活用した24時間対応のチャットbotや、メール・電話・Zoomでのサポート体制も整っており、トラブル時にも迅速に対応可能です。

あらゆるニーズをカバーする約8,000の豊富なコンテンツ

manebi eラーニングでは、幅広い企業研修に対応できる充実した教材ラインナップが用意されています。企業規模や業種を問わず、必要な学習コンテンツをワンストップで提供できる点が大きな特徴です。
主な内容は以下の通りです。

• 約1,600コース、オプション動画を含めると約8,000もの教材を収録
• 新入社員研修、管理職研修、コンプライアンス研修、ハラスメント研修、ビジネススキル研修、IT・PCスキル研修など、多様なテーマを網羅
• すべての教材が専門家の監修を受けており、法令や制度改正に合わせて内容を随時更新
• 製造業、販売業、コールセンター、営業、企画・マーケティング、建設、物流、不動産、介護など、業種別研修にも対応
  

上記により、法改正や社会動向に即した最新の教育を継続的に提供でき、企業の人材育成を幅広く支援します。

よくある質問

Q１. 一般的にeラーニング導入にかかる期間と費用はどれくらいですか？

A. 導入期間は企業規模や要件により異なりますが、2週間から2ヶ月程度です。100名規模であれば2～4週間、1000名規模では1～2ヶ月が目安となるでしょう。初期費用は10万円から100万円程度、月額利用料は月数万円から数十万円が相場です。

Q２. eラーニングだけだと対人関係の構築が難しいのではないでしょうか？

A. 確かにeラーニングは自己学習が基本のため、受講者同士の交流機会が少ないという側面があります。しかし、この課題は工夫次第で解決できます。eラーニングと対面研修を組み合わせたブレンディッドラーニングを採用すれば、知識習得はeラーニングで効率化し、対人スキルやチームビルディングは対面研修で強化するといったハイブリッド型の教育が実現します。

Q３. manebi eラーニングで自社教材をeラーニング教材として活用できますか？

A. manebi eラーニングでは、100GBの大容量ストレージに自社教材をアップロードして活用できます。動画ファイル（MP4、MOV形式など）、PDF資料、PowerPointスライド、YouTube動画などに対応しており、既存の研修資料や業務マニュアルを簡単にeラーニング化できるため、自社特有の知識やノウハウを効率的に共有できます。また、動画編集ソフト「Vrew」との連携により、多言語字幕生成ツールを活用した動画教材の制作も可能です。