eラーニングおすすめランキング2025｜機能・価格・事例から徹底比較

企業の人材育成において、eラーニングシステムは今や欠かせない存在となっています。しかし、数多くのサービスが提供されている中で、自社に最適なシステムを選ぶのは簡単ではありません。本記事では、2025年におすすめのeラーニングシステムを機能・価格・導入事例から徹底比較し、選び方のポイントまで詳しく解説します。

オプション動画含む約8,000超の教材とAI搭載のLMSを持つmanebi eラーニング

eラーニングとは？基礎知識と注目の理由

eラーニングシステムを選ぶ前に、まずはeラーニングの基本的な概念と、なぜ今多くの企業が導入を進めているのかを理解しておきましょう。デジタル化が進む現代において、eラーニングは従来の集合研修にはない多くのメリットを企業にもたらしています。

eラーニングの定義と目的

eラーニングとは、インターネットを活用したオンライン学習システムのことです。パソコンやスマートフォン、タブレットなどのデバイスを通じて、時間や場所を問わず学習できる教育手法として注目されています。企業における主な目的は、従業員のスキルアップや知識習得を効率的に実現することです。

従来の集合研修では、会場の手配や講師のスケジュール調整、受講者の移動時間など多くのコストと時間が必要でした。eラーニングはこれらの課題を解決し、より柔軟で効率的な教育が可能です。

導入が進む背景 ｜人材育成・DX

近年、eラーニング導入が加速している背景には、働き方改革とデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進があります。リモートワークの普及により、オンラインでの教育体制を整える必要性が高まりました。また、ビジネス環境の変化が速い現代では、従業員が常に最新の知識やスキルを習得し続けることが競争力の維持に重要です。

人材不足が深刻化する中、限られた人事リソースで効果的な教育を実施するためにも、eラーニングの活用が重要となっています。特に、全国に拠点を持つ企業や従業員数が多い組織では、教育内容の均一化と効率化が大きな経営課題です。eラーニングシステムを導入することで、こうした課題を解決しながら、戦略的な人材育成を実現できます。

eラーニング導入のメリット

eラーニングシステムの導入で、コスト削減や教育の質向上など、経営視点からも人事担当者の視点からも魅力的な効果が期待できます。ここでは、特に注目すべき3つのメリットについて詳しく見ていきましょう。

コストと教育工数の削減

eラーニング導入による最も分かりやすいメリットが、コストと工数の大幅な削減です。集合研修では会場費、講師費用、受講者の交通費や宿泊費など多額のコストが発生します。eラーニングではこれらの固定費を削減でき、一度作成した教材を繰り返し利用できるため、長期的には大きな経費削減につながるでしょう。

また、人事担当者の業務負担も軽減されます。研修のたびに会場手配や参加者調整、資料準備などの事務作業に追われることがなくなり、より戦略的な人材育成業務に時間を使えるようになります。

進捗や理解度の見える化

eラーニングシステムの大きな強みは、学習データを活用した教育効果の可視化です。学習管理システム(LMS)により、受講進捗、テスト結果、学習時間、苦手分野などのデータが自動的に蓄積されます。これらのデータを分析することで、個々の従業員の学習状況を客観的に把握できるでしょう。

管理者は、誰がどの研修を完了し、どの分野で理解が不足しているかをリアルタイムで確認できます。理解度が低い受講者には追加の教材を提供したり、個別フォローアップを実施したりするなど、きめ細かな対応が可能です。

教育の均一化

全国に拠点がある企業や従業員数が多い組織では、教育内容の質を均一に保つことが大きな課題です。集合研修では講師によって説明の質や内容に差が生じやすく、受講者の理解度にばらつきが出てしまいます。eラーニングでは、すべての受講者が同じ教材で学習するため、教育内容の標準化が実現します。

新入社員研修においても、配属先や入社時期に関わらず同じ質の教育を提供できるため、組織全体のスキルレベルの底上げにつながるでしょう。

eラーニング導入のメリット・デメリットについて詳しくはこちらをご覧ください。

eラーニングシステムに搭載される主な機能とは？

eラーニングシステムには、効果的な学習環境を実現するためのさまざまな機能が搭載されています。受講者が快適に学習できる機能と、管理者が効率的に運用できる機能の両方を理解することが、システム選定の第一歩です。ここでは、主要な機能を3つの視点から解説します。

受講者向けの機能

受講者が使いやすいeラーニングシステムには、以下のような機能が備わっています。

• マルチデバイス対応:スマートフォン、タブレット、パソコンなど様々な端末で学習可能
• 動画再生機能:倍速再生や字幕表示、一時停止など柔軟な視聴設定
• 学習進捗の可視化:自分の学習状況や残りの課題を一目で確認
• テスト・演習機能:理解度を確認しながら学習を進められる仕組み
• ブックマーク機能:後で見返したい箇所を記録

上記のような受講者目線の機能設計により、誰でも直感的に操作でき、継続的に学習しやすい環境が実現します。

管理者向けの機能

管理者が効率的に運用するために必要な機能としては、以下が挙げられます。

• 受講者管理:部署や役職ごとの登録、グループ分け、権限設定
• 学習進捗管理:個人別・グループ別の受講状況をリアルタイムで把握
• 自動リマインド機能:未受講者への通知や受講期限のアラート送信
• レポート出力:学習データを分析し、Excel等で出力
• 教材管理:コンテンツのアップロード、編集、公開設定

上記の機能が備わっていると、受講状況の確認や教材の更新をスムーズに行え、管理者の業務負担を大きく軽減できます。特に、受講進捗の可視化やレポート出力機能を活用すれば、研修効果の分析や改善にも役立ちます。

集合研修やリアル研修の管理機能

eラーニングをスムーズに進めるには、安定したインターネット環境が不可欠です。社員の通信環境に差がある場合は、会社がWi-Fi環境を整備したり、オフラインでも学習できるコンテンツを用意したりといったサポートが求められます。

これらの問題を回避するためには、以下のような対策が有効です。

• 導入前に社内ネットワーク環境を確認し、必要に応じて回線増強を行う
• モバイル通信でも視聴できるよう、スマートフォン・タブレット対応のシステムを選ぶ
• オフライン再生機能があるシステムを選定し、事前にダウンロードできるようにする
• 動画の画質を複数用意し、通信環境に応じて切り替えられるようにする

特に営業職など外出が多い社員や、在宅勤務の社員が多い企業では、マルチデバイス対応のeラーニングシステムを選ぶことが重要です。

目的別に選ぶ！eラーニングシステムのタイプと特徴

eラーニングシステムには、大きく分けて3つのタイプがあります。自社の教育ニーズや運用体制に合わせて最適なタイプを選ぶことが、導入成功の鍵です。それぞれのタイプの特徴を理解し、自社に合ったシステムを見極めましょう。

コンテンツ充実型:汎用研修コンテンツが豊富に使えるタイプ

コンテンツ充実型は、システム提供会社が用意した数千から数万の研修コンテンツを利用できるタイプです。ビジネスマナー、コンプライアンス、ハラスメント対策、情報セキュリティなど、幅広いテーマの教材が最初から用意されているため、すぐに研修を開始できます。教材制作のノウハウがない企業や、人事担当者のリソースが限られている企業に特におすすめです。

自社教材活用型:自社の資料や動画をアップして運用できるタイプ

自社教材活用型は、既存の社内資料やマニュアル、動画などをアップロードして教材として活用できるタイプです。自社特有の業務知識や製品情報、独自のノウハウなどを教材化したい企業に適しています。PowerPointやPDF、動画ファイル(MP4やMOV形式)、YouTube動画なども組み込めるシステムが多く、柔軟な教材作成が可能です。

タレントマネジメント型:スキル管理・人材活用と連携できるタイプ

タレントマネジメント型は、eラーニング機能に加えて、従業員のスキル管理や評価、配置計画などの人材マネジメント機能が統合されているタイプです。学習履歴と人事情報を連携させることで、より戦略的な人材育成が実現します。従業員一人ひとりのスキルセットや学習進捗を把握し、適材適所の配置や計画的な育成が可能になるでしょう。

【比較表あり】おすすめeラーニングシステム10選

2025年におすすめのeラーニングシステムを、タイプ別に10個厳選してご紹介します。それぞれの特徴や強みを理解して、自社のニーズに合ったシステムを見つけてください。まずは主要システムの比較表で全体像を把握しましょう。

システム名	タイプ	主な特徴
manebi	コンテンツ充実型	・オプション動画含む約8,000本超の研修コンテンツを提供 ・AI搭載LMSによる研修プランの作成を効率化 ・階層別・テーマ別の教育プログラムを搭載 ・専任担当者による導入・運用サポート体制
Schoo for Business	コンテンツ充実型	・約9,000本の動画教材を受講可能 ・ライブ配信授業で双方向コミュニケーションができる ・研修テンプレートをもとにオリジナルコースを作成可能
Smart Boarding	コンテンツ充実型	・約400種類のビジネススキル動画を搭載 ・研修とeラーニングを組み合わせた学習が可能 ・学習進捗やテスト結果、レポート内容を可視化
AirCourse	コンテンツ充実型	・約1,000コース・6,000本超の動画研修が見放題 ・動画・スライド・テスト・アンケートを組み合わせたコース作成機能 ・ラーニングパス機能で複数コースを体系的に管理
learningBOX	自社教材活用型	・専門知識不要でeラーニング教材を作成可能 ・動画・PDF・レポートなど多様な形式の教材に対応 ・穴埋め・並び替えなど10種類以上の出題形式を搭載
LearnO	自社教材活用型	・スライド形式の教材を配信し、効率的な学習を実現 ・受講者グループの管理や一括メール送信が可能 ・テストやアンケートの作成・集計機能を搭載
Teachme Biz	自社教材活用型	・誰でも簡単にマニュアル作成 ・手順を1つずつ表示する「ステップ構造」で見やすく、更新も容易 ・20言語に対応した自動翻訳機能で、外国人スタッフ教育にも対応
カオナビ	タレントマネジメント型	・社員の人材情報を一元化 ・AI分析による最適な人材配置やリスキリングの推進 ・人事評価・労務管理・勤怠管理などの人事業務を一体化
タレントパレット	タレントマネジメント型	・人事評価・労務管理など、人事業務を効率化する「人事DX」機能 ・従業員の能力・性格特性などの人材データを可視化 ・データを活用した経営・人事戦略の意思決定を支援
HRBrain	タレントマネジメント型	・人材データの見える化と一元管理 ・組織課題の可視化と分析 ・従業員コンディションの見える化

コンテンツ充実型

コンテンツ充実型のシステムは、すぐに研修を開始したい企業や、幅広いテーマの教育を実施したい企業に最適です。ここでは特に人気の高い4つのシステムをご紹介します。それぞれに独自の強みがあるため、自社のニーズと照らし合わせて検討してみましょう。

manebi

manebiは、オプション動画含む約8,000本を超える研修コンテンツを提供するeラーニングシステムです。AI搭載LMSにより、企業の業界や規模、研修目標を入力すると、研修プランの作成を効率化できます。また、新入社員研修、管理職研修、コンプライアンス教育など、階層別・テーマ別の教育プログラムが用意されています。

専任担当者による導入支援や運用サポートも提供されており、オンボーディング、研修プランの提案、受講後の効果測定などのサポートに対応しています。

manebiの特徴

• オプション動画含む約8,000本超の研修コンテンツを提供
• AI搭載LMSによる研修プランの作成を効率化
• 階層別・テーマ別の教育プログラムを搭載
• 専任担当者による導入・運用サポート体制
• オンボーディング、効果測定などに対応
• Vrewとの連携により動画・PDF教材を登録可能
• 直感的な操作画面設計
• 幅広いユーザー層への対応

Schoo for Business

Schoo for Businessは、9,000本以上の動画教材と学習管理システム（LMS）を備え、4,000社以上の企業で導入されているオンライン研修サービスです。ビジネススキルを体系的に学べる環境を提供し、場所や時間を問わず学習が可能です。

Schoo for Businessの特徴

• 約9,000本の動画教材を自由に受講可能
• ライブ配信授業で講師や他の受講者と双方向コミュニケーションができる
• 研修テンプレートをもとにオリジナルコースを作成可能
• グループごとの受講管理や一括メール配信が行える

Smart Boarding

Smart Boardingは、eラーニングとオンライン研修を統合し、実践的なスキル定着を重視した社員教育プラットフォームです。OJTや集合研修を一つの仕組みで管理でき、学びの成果を「実践」に結びつけます。

Smart Boardingの特徴

• 約400種類のビジネススキル動画を搭載
• 研修とeラーニングを組み合わせた学習が可能
• 学習進捗やテスト結果、レポート内容を可視化
• 自社教材をアップロードし、既存コンテンツと組み合わせ可能

AirCourse

AirCourseは、6,000本以上の動画研修コンテンツを提供し、AI搭載機能で研修設計を支援するクラウド型eラーニングシステムです。動画・テスト・アンケートを組み合わせ、自社に最適な研修を構築できます。

AirCourseの特徴

• 約1,000コース・6,000本超の動画研修が見放題
• 動画・スライド・テスト・アンケートを自由に組み合わせたコース作成機能
• ラーニングパス機能で複数コースを体系的に管理
• グループ単位での受講管理と自動リマインド通知

自社教材活用型

自社教材活用型は、既存の社内資料や独自のノウハウを教材として活用したい企業に向いています。業務手順書や製品マニュアルなど、自社特有の内容を研修に組み込める柔軟性が魅力です。ここでは代表的な3つのシステムをご紹介します。

learningBOX

learningBOXは、専門知識がなくても簡単にeラーニング教材を作成・運用できるプラットフォームです。学習者ごとに配布コンテンツを設定することもでき、練習問題や検定対策など幅広い用途に対応しています。

learningBOXの特徴

• 専門知識不要でeラーニング教材を作成可能
• 動画・PDF・レポートなど多様な形式の教材に対応
• 穴埋め・並び替えなど10種類以上の出題形式を搭載
• 問題作成フォームから簡単にクイズ作成・配布設定が可能

LearnO

LearnOは、初期費用無料・低コストで導入できるクラウド型eラーニングシステムで、3,800社以上・月間60万人以上に利用されています。シンプルな操作性と柔軟なカスタマイズが特徴です。。

LearnOの特徴

• スライド形式の教材を配信し、効率的な学習を実現
• 受講者グループの管理や一括メール送信が可能
• テストやアンケートの作成・集計機能を搭載
• 学習ログの取得とCSV形式でのデータ出力が可能

Teachme Biz

Teachme Bizは、写真や動画を活用したわかりやすいマニュアルを、クラウド上で簡単に作成・共有できるマニュアル作成システムです。マニュアルを作るだけでなく、組織内で定着させ、業務改善まで行える点が特徴です。

Teachme Bizの特徴

• テンプレートに沿って画像・動画・文字を入力するだけで、誰でも簡単にマニュアル作成
• 手順を1つずつ表示する「ステップ構造」で見やすく、更新も容易
• 20言語に対応した自動翻訳機能で、外国人スタッフ教育にも対応
• 画像・動画付きマニュアルで動作までわかりやすく表現

タレントマネジメント型

タレントマネジメント型は、人材育成を経営戦略の一部として位置づけ、従業員のスキルやキャリアを包括的に管理したい企業に適しています。学習履歴と人事データを連携させることで、より戦略的な人材マネジメントが可能です。代表的な3つのシステムを見ていきましょう。

カオナビ

カオナビは、社員の顔やスキル、経験、評価などの人材情報を一元管理し、AIを活用して分析できるタレントマネジメントシステムです。人材配置やスキル育成、離職防止などの戦略人事を支援し、人的資本経営の実現をサポートします。

カオナビの特徴

• 社員の人材情報（顔・名前・経験・評価・スキルなど）を一元化・可視化
• AI分析による最適な人材配置やリスキリングの推進
• 人事評価・労務管理・勤怠管理などの人事業務を一体化

タレントパレット

タレントパレットは、人事に必要な機能をすべて搭載し、「人事DX」と「科学的人事」を実現するタレントマネジメントシステムです。人材データを分析・活用することで、最適配置、離職防止、採用強化、次世代人材の育成など、戦略的な人事施策を支援します。

タレントパレットの特徴

• 人事評価・労務管理など、人事業務を効率化する「人事DX」機能
• 従業員の能力・性格特性などの人材データを可視化・分析
• データを活用した経営・人事戦略の意思決定を支援
• 生成AIと人材データの活用により、人事課題の解決をサポート

HRBrain

HRBrainは、人材データの見える化から育成、評価、労務管理までを一元的に支援する人事DXプラットフォームです。操作性・拡張性・サポート体制に優れ、組織課題に応じて必要な機能を自由に組み合わせて導入できます。

HRBrainの特徴

• 人材データの見える化と一元管理
• 組織課題の可視化と分析（組織診断サーベイ／EX Intelligence）
• 従業員コンディションの見える化（パルスサーベイ）
• 離職・休職リスクの低減（ストレスチェック）

eラーニングシステムの選び方ガイド

自社に最適なeラーニングシステムを選ぶためには、いくつかの重要なポイントを押さえる必要があります。機能や価格だけでなく、将来的な拡張性や実際の使い勝手も考慮することが成功の鍵です。ここでは、特に重要な3つの選定ポイントを詳しく解説します。

検討段階で「運用後の規模感」も想定しておく

eラーニングシステムを選ぶ際には、現在の受講者数だけでなく、将来的な利用規模も考慮することが重要です。導入当初は特定部署のみで開始しても、効果が認められれば全社展開する可能性があります。後から受講者数の増加に対応しようとすると、システムの乗り換えや追加費用が発生することがあるため注意が必要です。

料金体系も確認しておきましょう。従量課金制(受講者数に応じた課金)か定額制かによって、規模拡大時のコストインパクトが大きく変わります。

現場ユーザー(受講者・管理者)も含めて「操作性」を確かめる

どれだけ高機能なシステムでも、実際に使う人が操作に困るようでは意味がありません。特に、ITリテラシーに幅がある組織では、誰もが迷わず使えるシンプルな操作性が重要です。導入を決定する前に、無料トライアルやデモ環境で以下のポイントをチェックしましょう。

• ログイン方法は簡単か
• 学習コンテンツの検索や選択は直感的か
• スマートフォンでも使いやすいか
• 管理画面での受講者登録や進捗確認は簡単か
• マニュアルを見なくても基本操作ができるか

自社の教育方針と機能が合っているか確認する

eラーニングシステムには様々な機能がありますが、すべての機能が自社に必要とは限りません。自社の教育方針や運用スタイルに合った機能を持つシステムを選ぶことが、費用対効果を高めるポイントです。

まずは、以下のような点を明確にしておきましょう。

• 既存の研修コンテンツを活用したいのか、新たに提供されるコンテンツを利用したいのか
• 自社独自の教材を作成する予定があるか
• 対面研修やOJTとの組み合わせを考えているか
• 受講履歴を人事評価や配置に活用したいか
• 多言語対応が必要か

自社のニーズを整理した上で、それに最も適したシステムを選択しましょう。

manebi eラーニングの特徴と導入事例

数あるeラーニングシステムの中でも、ユーザー満足度が高く注目を集めているのがmanebiです。豊富なコンテンツと手厚いサポート、使いやすさを兼ね備えたmanebiは、幅広い業種・規模の企業で導入されています。ここでは、manebiの主要な特徴と実際の導入事例をご紹介します。

オプション動画含む約8,000本超の研修コンテンツが使い放題

manebiの最大の強みは、オプション動画を含む約8,000本超という圧倒的な研修コンテンツ数です。以下のような階層・テーマの教育に対応しています。

• 新入社員研修
• 管理職研修
• コンプライアンス教育
• ハラスメント対策
• 情報セキュリティ研修
• DX推進

これらのコンテンツはすべて専門家による監修を受けており、法令改正や制度変更にも随時対応しているため、常に最新で正確な内容で研修を実施できます。また、単発の動画コンテンツだけでなく、目的に応じて複数の教材を組み合わせた「コースマップ」が用意されているため、効果的な学習の流れを簡単に設計できます。

専任担当者が導入から運用まで伴走し、研修の成功をサポート

manebiのもう一つの大きな特徴が、充実したカスタマーサポート体制です。導入企業ごとに専任担当者が付き、システムの使い方だけでなく、研修プランの提案から効果測定、長期的な教育計画まで一貫してサポートします。これにより、人事担当者の負担を軽減しながら、効果的な人材育成を実現できます。

動画編集ソフトVrewで叶える自社資料教材化

manebiは、豊富な既成コンテンツに加えて、自社オリジナルの教材作成も簡単に行えます。動画編集ソフト「Vrew」との連携で、手持ちの動画やPDF資料を専門知識なしでスピーディに教材化できます。企画からシナリオ作成、コンテ制作、音入れ、編集までプロによる動画作成代行サービスも提供しています。

また、自動多言語字幕生成機能により、各教材コンテンツに8ヶ国語の字幕を簡単に付けられます。

【製造業】 株式会社ダイキアクシス

株式会社ダイキアクシス様（製造業、従業員1,052名）では、manebi eラーニングシステムの導入により内部統制教育の受講率100%を達成しました。自己啓発の学習者も月に約20名へと増加し、社員の自主的な学びを促しています。さらに、豊富な1,500以上の講座を柔軟に活用することで、研修コストを年間40%削減し、効率的な研修環境を実現しています。

こちらの記事で詳しく解説しております。

【情報通信業】株式会社TBSアクト

株式会社TBSアクト様（情報通信業、従業員1,336名）では、manebi eラーニングの豊富な講座ラインナップを活用し、ビジネススキルやマネジメント研修を体系化しています。対面中心だった研修をオンライン化したことで、年間研修コストを約70％削減しました。心理的安全性やコミュニケーションなど重要スキルを社員がいつでも学べる環境を整備し、受講データを活用した研修設計にもつなげています。

こちらの記事で詳しく解説しております。

【卸売業】ネクシィーズ株式会社

ネクシィーズ株式会社（卸売業・小売業）では、manebi eラーニングを営業研修に導入し、約150本の研修動画を蓄積して営業ノウハウ共有と商材研修の効率化を実現しました。毎週の研修をライブ配信とアーカイブで提供することで、営業社員が必要なときに学習できる環境を整えました。必要な社員に必要なタイミングで教育を提供できるようになり、研修準備や情報共有にかかる工数を大幅に削減しています。

こちらの記事で詳しく解説しております。

よくある質問

Q１. eラーニングシステムの導入には、どのくらいのコストがかかりますか?

A. eラーニングシステムの導入費用は、システムの種類や利用人数によって大きく変わります。初期費用は無料〜数十万円ほど、月額費用は数万円〜数百万円まで幅があります。

主なタイプの目安は次のとおりです。
・コンテンツ充実型：教材利用料込みで、1人あたり月500〜2,000円ほど
・自社教材活用型：自作教材を使うため、月数万円から利用可能
・タレントマネジメント型：多機能な分、料金は高めになる傾向

目的や運用規模に合わせて、無理のない料金プランを選ぶことが大切です。

eラーニングにかかる費用について、詳しくはこちらもご覧ください。

Q２. eラーニングシステムを導入する際の一般的な流れを教えてください

A. 一般的な導入の流れは以下の通りです。
1.自社の教育ニーズや課題の整理
2.複数のシステムを比較検討し、候補を絞り込む
3.無料トライアルやデモで実際の操作性を確認
4.見積もりを取得し、社内で稟議
5.契約・発注
6.初期設定(受講者登録、教材準備など)
7.管理者・受講者向けのオンボーディング
8.テスト運用で問題点を洗い出し
9.本格運用開始

一般的には、検討開始から本格運用まで1〜3ヶ月程度かかります。ただし、manebiのように専任担当者が伴走してくれるサービスでは、よりスムーズに導入を進められるでしょう。

eラーニング導入の進め方について、詳しくはこちらもご覧ください。

Q３. eラーニングシステムは何人から導入できますか?

A. eラーニングシステムは、数人の小規模組織から数万人規模の大企業まで幅広く対応しています。最小利用人数はシステムによって異なりますが、10人程度から利用できるサービスも多くあります。一方、大規模企業向けには、数千人以上でも安定して運用できる拡張性の高いシステムが適しています。