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ご相談はこちらから働き方改革やデジタル化の進展により、オンライン研修を導入する企業が急速に増えています。本記事では、オンライン研修の基本的な種類から、メリット・デメリット、導入ステップ、成功させるためのコツまでを丁寧に解説します。
オプション動画を含む約8,000の教材とAI搭載のLMSを持つmanebi eラーニング
オンライン研修の種類|企業で導入される3つの形式
オンライン研修とは、インターネットを通じて受講者が場所や時間を問わず学べる研修形式のことです。ライブ配信型・オンデマンド型・ハイブリッド型の3種類があり、企業の人材育成に活用されています。
ライブ配信型
ライブ配信型は、講師と受講者がリアルタイムでつながるオンライン研修形式です。Zoomなどのツールを用いて決まった日時に実施し、質問やコメントを通じて双方向のやり取りが可能です。集合研修に近い臨場感を保ちながら場所を問わず受講できるため、新入社員研修や管理職研修などに適しています。ただし、日時調整や通信環境の整備が必要で、事前準備が重要です。

オンデマンド型(録画配信・eラーニング)
オンデマンド型は、あらかじめ録画された動画教材やeラーニングコンテンツを、受講者が好きな時間に視聴する形式です。学習管理システム(LMS)に教材をアップロードしておけば、受講者は24時間いつでもアクセスして学習を進められます。
この形式の強みは以下の点が挙げられます。
- 受講者が自分のペースで繰り返し学習できる
- 時差のある拠点や多様な勤務シフトの従業員にも対応しやすい
- 一度作成したコンテンツを何度も再利用できる
- 受講状況や理解度テストの結果を自動で記録・分析できる

ハイブリッド型(集合研修との組み合わせ)
ハイブリッド型(ブレンディッドラーニング)は、オンライン研修と対面研修を組み合わせた形式です。基礎知識はeラーニングで事前に学び、対面では実技やディスカッションに集中することで、効率的かつ効果的な研修が可能になります。オンラインで知識をインプットし、対面で実践や交流を深めることで、研修全体の質を高められる点が特徴です。製造業の技術研修や営業ロールプレイなど、理論と実践の両立が必要な研修に適しています。

オンライン研修のメリット
オンライン研修を導入すると、企業の人材育成は大きく進化します。
コスト削減や効率化だけでなく、受講者の学習環境の改善や、データに基づく教育施策の実現など、多くのメリットがあります。ここでは、特に代表的な3つのメリットを詳しく解説します。
① 場所や時間にとらわれず受講できる
オンライン研修の最大の利点は、時間や場所の制約を解消し、誰でも平等に学べる環境を実現できることです。
- 全国の拠点にいる社員やシフト勤務者も、同じ内容の研修を受講可能。
- 移動や宿泊にかかるコストを削減できる。
- 育児や介護などで時間に制約がある人も、自分のペースで学べる。
地方拠点でも本社と同品質の研修を受けられるため、組織全体の教育レベル向上にもつながります。
② 研修コストの削減ができる
オンライン研修は、集合研修と比較して大幅なコスト削減が可能です。削減できる主なコストには以下のようなものがあります。
- 会場費や設備費
- 交通費や宿泊費
- 講師の出張費
- 印刷物や配布資料の費用
- 受講者の移動時間による業務への影響
全社員向けのコンプライアンス研修や定期スキル研修など、繰り返し実施する内容ではオンライン化の効果が特に高いです。一度教材を作成すれば繰り返し活用でき、長期的に高い費用対効果が得られます。
③ 受講状況の把握やコンテンツの再利用がしやすい
LMSを活用したオンライン研修では、受講者の学習データを自動で記録・分析できます。
- 視聴履歴やテスト結果をリアルタイムで把握
- 研修効果の測定やフォローアップが簡単
- 出席確認の手間が不要
- 完了率や理解度を自動集計
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お試しで体験してみるオンライン研修のデメリット
オンライン研修には多くのメリットがある一方で、いくつかの課題やデメリットも存在します。これらを事前に理解し、適切な対策を講じることで、より効果的な研修運営が可能になります。ここでは、主な3つのデメリットとその対応策について詳しく解説します。
① 受講者の集中力が続きにくい
オンライン研修は、自宅や職場のデスクで一人で受講するため、集合研修に比べて集中力が続きにくい傾向があります。特にオンデマンド型では周囲の目がないため、途中で中断したり、他の作業をしながら視聴してしまうなど、学習への集中が途切れやすい点が課題です。
この課題への対策としては、以下のような工夫が有効です。
- 1つの動画を10〜15分程度に分割して短くする
- 動画の途中にクイズや確認問題を挟む
- 定期的にリマインド通知を送って学習を促す
- 受講期限を設定して計画的な学習を促進する
② グループワークや実技研修には不向きな場合がある
オンライン研修は知識習得には有効ですが、実技やグループ作業を伴う研修には限界があります。製造現場の機械操作や接客ロールプレイなど、身体を使う実践的内容はオンラインだけでは完結しません。この課題に対してはハイブリッド型研修が有効で、基礎知識はeラーニングで事前学習し、対面で実技や演習に集中することで効果を最大化できます。
③ 通信環境や機材トラブルのリスクがある
オンライン研修は通信環境やデバイスに依存するため、技術的なトラブルが研修の進行を妨げるリスクがあります。ライブ配信中に接続が切れたり、音声や映像が乱れたりすると、受講者の学習体験が損なわれてしまいます。
トラブルを最小限に抑えるためには、以下のような事前準備が重要です。
- 研修前に接続テストを実施する
- 受講者向けに環境チェックリストを配布する
- 予備の通信手段やデバイスを用意しておく
- トラブル発生時の問い合わせ窓口を明確にする
<オンライン研修のメリット・デメリット比較表>
| 項目 | メリット | デメリット |
| 場所・時間 | どこからでも受講可能、柔軟なスケジュール調整 | 自己管理が必要、集中しづらい環境になる可能性 |
| コスト | 会場費・交通費・宿泊費が不要、教材の再利用が可能 | 初期導入費用、コンテンツ制作費がかかる |
| 管理・効果測定 | 受講状況の可視化、データに基づく改善が容易 | システム操作の習熟が必要 |
| 研修内容 | 知識習得やコンプライアンス研修に最適 | 実技やグループワークには対面が必要な場合も |
| 技術面 | 最新の教材を迅速に配信できる | 通信環境や機材トラブルのリスク |
オンライン研修の導入ステップ

オンライン研修を効果的に導入するには、明確な目的設定と計画的な準備が不可欠です。自社で教材を制作して配信する方法と、LMSなどの研修ツールを活用する方法では、進め方が異なります。ここでは、研修の導入から効果測定までのステップを詳しく解説します。
自社でオンライン研修を実施する場合のステップ
自社でオンライン研修を一から構築する場合、教材作成から配信、効果測定まですべて自社で管理します。柔軟にカスタマイズできる反面、準備に時間と労力がかかるため、計画的に進めることが重要です。
Step① 目的と対象を決める
研修を効果的に行うには、まず目的を明確にすることが重要です。新入社員のマナー習得や管理職のマネジメント向上、全社員のコンプライアンス教育など、目的によって内容や形式が変わります。次に対象者を特定し、スキルレベルや学習環境、使用デバイス、業務の繁閑期などを把握することで、実効性の高い研修設計が可能になります。最後に、「〇〇ができる」「△△を理解する」といった測定可能な到達目標を設定することで、研修効果の評価につなげられます。
Step② コンテンツを作成して配信する
研修内容に合わせて、動画教材やスライド、テキストなどを作成します。動画制作では撮影機材や編集ソフト、撮影場所の準備が必要で、社内に専門人材がいない場合は外部制作会社の利用も検討しましょう。配信方法も自社サーバー、限定公開のYouTube、ライブ配信などから選び、受講者がスムーズにアクセスできる環境を整備します。
教材の品質と配信の安定性が研修の成否に直結するため、事前テストやマニュアル、サポート体制の準備も重要です。
Step③ 実施して効果を確認する
研修を実施したら、受講状況と学習効果を確認します。誰が受講を完了したか、理解度テストの結果はどうだったか、受講者からのフィードバックはどうか等です。このような複数の観点からデータを収集しましょう。
効果測定の指標としては、以下のようなものがあります。
- 受講完了率
- テストの平均点や合格率
- 受講後のアンケート結果
- 業務での行動変容
- 研修前後のスキル評価の変化
収集したデータをもとに、教材内容や配信方法の改善点を洗い出します。PDCAサイクルを回しながら、継続的に研修の質を高めていくことが大切です。
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成功事例を見てみるオンライン研修を成功させるコツ
オンライン研修を導入しただけでは、期待した効果を得るのは難しいことがあります。受講者が主体的に学び、確実にスキルを身につけられるようにするためには、いくつか工夫をすることが必要です。ここでは、受講者に効果的に学んでもらい、研修を成功させるための3つのコツを紹介します。
研修目的・ゴールを受講者に明確に伝える
研修の成果を最大化するには、受講者自身が「なぜこの研修を受けるのか」「何を習得すべきなのか」を理解していることが重要です。目的が曖昧なまま受講すると、受動的な姿勢になり、学習効果が下がってしまいます。
研修開始前に、以下の情報を明確に伝えましょう。
- 研修の背景と目的
- 習得してほしいスキルや知識
- 研修後に期待される行動変容
- 業務にどう活かせるか
- 受講完了までのスケジュール
ゴールを共有することで受講者のモチベーションが高まり、主体的な学習につながります。
受講者の集中力が続くよう、時間配分と構成を工夫する
長時間の動画や単調な講義形式では、受講者の集中力が続きません。特にオンデマンド型では、途中で離脱してしまうリスクが高くなります。集中力を維持するためには、コンテンツの構成を工夫しましょう。
効果的な構成のポイントは以下の通りです。
- 1つの動画は10〜15分程度に分割する
- 冒頭で学習内容と目標を提示する
- 重要なポイントは繰り返し強調する
- 動画の途中にクイズや確認問題を挟む
- 具体例や事例を豊富に盛り込む
- 視覚的な要素(図表、イラスト、アニメーション)を活用する
また、ライブ配信型の場合は、一方的な講義だけでなく、双方向のやり取りを取り入れることで、参加意識を高められます。例えば、チャットでの質問受付やアンケート機能を使った意見収集などといった方法があります。
LMSを使って研修後に振り返りやフィードバックの時間を設ける
研修を受けただけでは、知識は定着しません。学んだ内容を振り返り、実務にどう活かすかを考える時間を設けることで、行動変容につながります。
効果的な振り返りの方法としては、以下のようなものがあります。
- 研修後に理解度テストを実施する
- 学んだ内容をレポートにまとめてもらう
- アンケートで感想や気づきを記入してもらう
- 上司や同僚とディスカッションする機会を設ける
- 一定期間後にフォローアップ研修を行う

導入事例:manebiで実現したオンライン研修の成功例
ここでは、eラーニングの導入によって実際に現場でどのような変化が生まれたのかを確認するために、2つの代表的な事例を取り上げます。
【日総工産株式会社】全社員が平等に受けられる研修を低コストで実現
製造業の人材サービスを提供する日総工産株式会社では、全国拠点の社員に均質な研修を提供することが課題でした。従来の集合研修では地方拠点の社員が本社に集まる必要があり、移動コストや時間の負担が大きかったのです。
eラーニング導入の結果、移動費や会場費を大幅に削減しながら全社員に平等な教育機会を提供でき、受講管理機能により誰が受講を完了したかも一目で把握できるため、人事部門の業務効率も向上しました。
【株式会社Maenomery】研修のオンライン化で教育負担軽減+状況の可視化を実現
株式会社Maenomeryでは、新入社員研修を従来OJT中心で行っていましたが、担当者の負担が大きく、研修内容にもばらつきがありました。また、社員のスキル習得状況を把握することも困難でした。
LMSの受講管理機能により、各社員の進捗や理解度が可視化され、上司はリアルタイムで状況を把握し個別フォローが可能になりました。教育の属人化を解消し、組織全体で体系的な人材育成を実現した事例です。
manebi eラーニングでできるオンライン研修
manebi eラーニングは、オンライン研修の導入から運用、効果測定まで、企業の人材育成を総合的にサポートするLMSです。AI搭載の学習管理機能と豊富な教材コンテンツにより、効果的なオンライン研修を実現します。ここではmanebi eラーニングの主要な機能と特長を詳しく紹介します。
行動変容を促す設計(リマインド・テスト機能)
研修の目的は単なる知識伝達にとどまらず、受講者の行動変容を促すことにあります。manebi eラーニングは、学習内容を確実に定着させ、実務での行動変容につなげる機能が充実しています。
リマインド機能により、受講開始前や期限間近に自動通知を送れるため、忙しい業務の中でも研修を忘れず受講可能です。研修後のフォローアップも自動化でき、継続学習を促進できます。
テスト機能は選択式から記述式まで多様な形式に対応しています。自動採点とレポート化により、管理者の負担を軽減しつつ受講者の理解度を正確に把握し、必要な追加フォローも迅速に判断できます。
人事業務を効率化する受講管理・レポート機能
人事・教育担当者にとって、受講状況の把握や効果測定は手間がかかる作業です。manebi eラーニングは、これらを効率化する管理機能を提供しています。
受講者登録では、部署や役職、階級に応じて権限設定ができ、新入社員向けや管理職向けなど階層別研修もスムーズです。AI搭載LMSは、学習履歴や理解度、進捗をリアルタイムでレポート化し、部署別・個人別の学習状況や完了率を一目で把握できます。
さらに、対面研修の予約管理や出席確認、資料配布、受講履歴の一元管理も可能で、eラーニングと対面研修を組み合わせたハイブリッド型研修も効率的に運営できます。
社内研修の内製化を支援するコンテンツ作成サポート
manebi eラーニングは、既製教材だけでなく、自社独自のノウハウや業務知識を教材化したい企業のニーズにも対応しています。自社教材のアップロード機能により、手持ちの動画(MP4・MOV形式)、PDF資料、YouTube動画などを簡単に組み込み、100GBまでの大容量ストレージで管理可能です。
動画編集ソフト「Vrew」と連携したオリジナル教材作成AIを活用すれば、既存の動画やPDFを効率的に教材化できます。さらに、外国語自動生成AIにより、各教材に8ヶ国語の字幕を自動生成できるため、グローバル展開する企業でも活用しやすくなっています。
社内に動画制作のノウハウがなくても、動画作成代行サービスを利用可能で、企画・シナリオ作成から編集までプロが対応します。また、テストやアンケートの作成代行サービスもあり、豊富なテンプレートと設問形式を活用して効果的な評価が可能です。
よくある質問
Q. オンライン研修に向いている研修内容は何ですか?
オンライン研修は、コンプライアンスやビジネスマナーなど座学中心の知識習得型研修や、全社員向けの共通研修、定期研修に適しています。一方、実技や対人スキルを伴う研修は対面やハイブリッド型が適しており、研修の目的や内容に応じて形式を選ぶことが重要です。
Q. manebiではどのようなサポートが受けられますか?
manebi eラーニングは、導入から運用まで手厚くサポートしています。導入時は専任担当者が研修プラン提案や初期設定を支援し、運用後もChatGPT活用の24時間対応チャットボットやメール、電話、Zoomでの問い合わせに対応可能です。さらに、受講後の効果測定や教育計画の立案も支援され、AIレポートを基にカスタマーサポートチームが次の研修戦略作りをサポート。充実したヘルプページもあり、ITリテラシーに不安がある方でも安心して利用できます。
Q. オンライン研修の効果を測定するにはどうすればよいですか?
オンライン研修の効果測定では、受講完了率や学習時間などの定量データに加え、理解度テストや受講後アンケートを組み合わせることが重要です。これにより、知識定着度や満足度、実務での行動変容まで包括的に評価できます。manebi eラーニングのLMSを活用すれば、これらのデータを自動で収集・レポート化でき、効率的な分析が可能です。定期的に結果を見直し、研修内容や運用方法を改善することで、教育の質を継続的に向上させられます。
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