オンライン研修のメリット・デメリット、効果的な導入方法を徹底解説!

  • オンライン研修

2022年10月19日(水)

目次

現在、人材育成のオンライン化も進んでおり、オンライン研修を導入する企業も急増。まだ検討中の人事担当者にとっては、導入時のメリットや注意点、効果的な実施方法など、気になる点も多いでしょう。

この記事では、オンライン研修のメリットとデメリット、そしてオンライン研修をスムーズに導入し、成功させるポイントをご紹介します。

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オンライン研修とは

Web会議ツールやeラーニングなどを利用し、パソコンやスマートフォンを通じて行う研修のこと。

  • 講師と受講者がお互いに意見を交換できる「ライブ配信型」
  • 受講者が自分の都合にあわせて好きな時間に視聴できる「アーカイブ視聴型」

のふたつがあり、内容に合わせて選べます。

オンライン研修のメリット

オンライン研修は、主に以下の3点がメリットとして挙げられます。

  1. 教育の格差が生じにくい
  2. 社員の進捗を管理しやすい
  3. コストの削減ができる

このほかにも、すでにサービスとして完成しているeラーニング教材と自社教材を効率よく組み合わせられるのもメリットとして挙げられます。eラーニング教材と自社独自の教材を組み合わせてアーカイブ化しておけば、スムーズにオンライン研修へ導入可能です。

オンライン研修のデメリット

オンライン研修を導入する際のデメリットは、

  • インターネット環境といったインフラの整備
  • どこのサービス(配信ツールも含む)を使うのか

など事前に用意したり検討しなければならない準備に、コストと知識が必要なこと。

研修担当者は、インフラの整備と合わせて、ツールの選定や設定も行わなければなりません。どのツールを使えば主催者側がスムーズに配信でき、同時に受講者が安心して研修を受けることができるのか、この選定と環境を整えることがオンライン研修の成功の鍵を握っているといえます。

また、注意すべき点として受講者側のネット環境にも配慮が必要です。とくに新卒学生といった内定者にオンライン研修を実施する場合、自宅や学校の自習室などにインターネット環境がないケースも十分に想定されます。

この場合、通信会社が提供しているモバイルWi-Fiを用意して貸し出すといったように、オンライン研修を行う際は、受講者に必要な環境が整っているかどうか、確認も必要です。

ライブ配信型とアーカイブ視聴型のオンライン研修の特徴

オンライン研修には、ライブ配信型とアーカイブ視聴型があり、それぞれに適した研修があります。ここでは、研修別にそれぞれの特徴をみていきましょう。

ライブ配信にてリアルタイムで行う研修

ライブ配信によるオンライン研修ではリアルタイムで講師と受講者間での質疑応答や、受講者同士でのディスカッションなど、参加者でインタラクティブなコミュニケーションが可能です。

研修参加者のコミュニケーション力の向上が期待できるほか、研修内容そのものを深堀していき、より理解度を深められるため、新入社員研修や、わかりづらい技術研修、課題を抽出し解決していく中堅社員研修などに向いています。

ただし、講師と受講者など研修参加者全員のスケジュールを合わせなければならないため、研修担当者はその調整が必要です。

アーカイブで講義を見る研修

一方、録画されたアーカイブで研修を行う場合受講者は空いた時間に好きな場所で自由に受講できるため、「講師の手配」や「受講する時間」「研修場所」などを個別に設定する必要がありません。研修担当者としては、素材を用意すれば、あとは受講者にお任せできるので作業負担は大きく軽減できます。

またアーカイブ視聴型は、ライブ配信型のようなインタラクティブなコミュニケーションはできません。

よって、

  • 業務フローや基本ルールなどを説明する入社前研修やマナー研修など、視聴するだけで理解できるテーマのもの
  • 営業時間中は忙しくて受講時間がつくれないようなマネージャーやリーダーが新しい考えや知識をインプットするための研修

などに適しているといえます。受講者が複数回、視聴できる点もアーカイブ視聴型研修の大きな特徴です。ライブ配信型とアーカイブ視聴型の研修はそれぞれに特徴があるため、目的や内容に合わせて使いわけると、より効果的なオンライン研修を行えます。

オンライン研修を効果的に実施するために必要なことは?

これまで解説してきたようにオンラインで行う研修は、対面研修とは異なる特徴を持つのです。ここでは、オンライン研修をより効果的に導入し、スムーズに進行するためのポイントをご紹介します。

ライブ配信にてリアルタイムで行う研修のポイント

進行ファシリテーターを明確に

オンライン研修をスムーズにそして安心して進行するためには、必ず進行役・ファシリテーターが必要です。進行・ファシリテーターは、できれば研修内容を理解している担当者が専任で行うと、よりスムーズに研修を進行できます。

研修目的・概要や各プログラムの流れについて説明

事前に、受講者に研修の目的や概要、各プログラムの流れについて説明しておくと、それを学ぶことの意味について理解し、そのうえで研修を受講するとより理解を深められます。たとえば、受講者は事前に内容をある程度把握すると疑問点も整理できるため、質問を準備して研修に臨めるでしょう。

アーカイブ動画配信による研修のポイント

アーカイブ視聴型の研修の場合、配信する動画を制作し、視聴できるように設定しておけば、あとは受講者のほうで視聴できるときに研修を受ける形になります。そのため「受講予定の社員が視聴していない」場合も想定されるのです。

確実に視聴してもらうためにも、検収担当者は受講完了の期限を決めて期限の数日前にはアラートを発信して、受講を促す必要があるでしょう。

オンライン研修におすすめのeラーニング/LMS

オンライン研修には、Web会議ツールを利用する方法とeラーニング/LMSを利用する方法があり、研修内容によって最適な方法が異なります。それぞれの特徴を理解したうえで、自社にとって最適な方法を選ぶとよいでしょう。

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また、搭載コンテンツだけでなく自社教材のアップロードも可能。搭載コンテンツと自社教材を自由に組み合わせてさまざまな研修プログラムをオンラインで実施できます。

詳しいサービス資料のダウンロード、社員研修のオンライン化やeラーニングシステムの活用に関するご相談など、お気軽にお問い合わせください。

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