講演実施の背景
NOK株式会社(東証プライム上場・証券コード7240)は、自動車用オイルシールで国内シェアNo.1(約70%)、フレキシブルプリント基板(FPC)では世界第3位 の実績を誇る部品 メーカーです。
スマートフォンや自動車、ロボットなど、さまざまな分野で豊かな社会の根幹となる「安全」と「快適」を支え、世界15の国と地域・従業員38,000人超のネットワークでグローバルにモノづくりを展開しています。

※HPより抜粋
そんなNOK社では、次世代リーダーの育成に向けて、「挑戦する姿勢」を育むことの重要性を強く感じていました。
日々の業務に真面目に向き合う社員が多い一方で、自ら動き出すきっかけが不足していたのです。
そこで、リアルな挑戦のストーリーに触れる場として、講演のご依頼をいただきました。
講演実施の決め手
manebi代表田島の講演が選ばれた理由は、挑戦のリアルをまっすぐに語る姿勢にありました。
成功だけを切り取るのではなく、「なぜ挑戦したのか」「どう乗り越えたのか」といった葛藤や迷いを含めたストーリーが、社員一人ひとりの心に響くと考えられたのです。
挑戦とは特別な人だけのものではない──そんなメッセージが、今回の講演の狙いとも深く重なっていました。
効果
「挑戦し続ける事に挑戦したい」「社会貢献につながる社会の課題に挑戦していきたい」といった声が多数寄せられました。
中には読書や社外交流など、具体的な行動を起こし始めた社員も現れています。
ご依頼主である、人事責任者 江上様からも「今後の彼らの活動に大きな示唆を与えてくださった」との評価を得ました。
講演内容
―未来を担うリーダー層の育成において、必要なのはスキルだけではない
多くの大企業が抱える共通課題──それが次世代リーダーの育成です。
これからの変化の時代を進んでいく若手・中堅層にこそ、「自ら機会を見つけ、挑戦する」マインドセットが求められています。
しかし実際には、日々の業務が堅実に回るからこそ、挑戦は“どこか特別なこと”に感じられてしまう。
NOK社でも、次世代リーダーに選出された11名の社員を中心に、そうした現実的なジレンマを感じられていました。
そのような背景のもと、NOK社で弊社代表・田島による特別講演を実施させていただきました。
テーマは、田島の生き様を通じた「リアルな挑戦」。起業家として、数々の失敗と意思決定を経てきた一人の“等身大の人間”のストーリーを届けることで、社員の中に眠る小さな火種を呼び起こすことを目指しました。
―「バッターボックスに立ち続ける」──その言葉が、背中を押した
講演当日は、失敗から学び、信念を持ち続けてきた田島の実体験を軸に、「あきらめないことの価値」「選択し続ける人生の意味」をお話ししました。
多くの参加者に響いたのは「バッターボックスに立ち続ける」という言葉。失敗を恐れず、何度でも挑戦する姿勢が、会場に静かに、しかし確かに広がっていきました。
―受講者の声が語る、“行動のスイッチが入る瞬間”
講演後に寄せられたアンケートでは、社員それぞれが「自分なりの挑戦」を見つけ始めた様子がうかがえました。
一人ひとりの言葉が、講演の余韻と手応えを物語っています。
- 「このくらいの本気度・熱量が必要で、今の私に足りていない部分の一つであると気づくことが出来た。」
- 「改めて、社会貢献につながる社会の課題に挑戦していきたい。」
- 「挑戦し続ける事に挑戦したいと思います。バッターボックスに立ち続ける事の重要性をワークで再確認出来ました。」
- 「“理念”を持つことの重要性を改めて認識できた。今、自分が行っている仕事にも“目的”や“理念”を改めて再認識して実務を行う」
- 「ワークで話した自分がやるべきだと思ったことは責任をもっていきたい。これも挑戦の1つだと考える。」
- 「自身の考え方の軸を作れるような講演」
- 「役員の方々の講演も聞きたいと感じた。」
―起きた変化は、行動というかたちで表れ始めている
講演後、参加者の多くが具体的なアクションを言語化し始めています。
「まずは読書を再開したい」「日々の業務に目的を持つ」「自分の思いを言語化して、周囲に伝える」──。
それは決して大げさな変化ではないかもしれません。
しかし、“挑戦を前向きに考えるきっかけ”として、講演は確かに機能しました。
江上様も、「講演後の懇親会の様子からも、U35のメンバーに田島さんの話がかなり刺さっていたんだな、ということを感じました。今後の彼らの活動に大きな示唆を与えてくださったと思っております」との評価をいただきました。
今後の展望
―挑戦の火を、絶やさないために

今後NOK社では、今回の講演を起点に、新たな人材育成施策との連携も視野に入れているとのこと。
私たちとしても、単発の講演で終わらせず、継続的なテーマ設定や他部署展開など、より深い関係構築を目指して支援を続けてまいります。
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