eラーニング自作の完全ガイド|初心者でも作れる5つの手順とおすすめツール

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2026年1月28日(水)

目次

監修者
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ヒューマンキャピタルパートナーズ株式会社 代表取締役/人的資本経営・組織開発コンサルタント

堂前 晋平

組織・人材開発の専門家として、社員1万人を超える大手IT企業から10名以下の日本料理店まで、延べ500社・5万人超の支援実績を持つ。
大企業での営業経験を経て、ベンチャー企業にて支社設立・事業責任者・取締役としてIPO、さらに子会社設立を経験。上場企業のグループ人事責任者としてM&A後のPMIを担い、社員70名から400名への急成長を支援。これらの多様な経験を活かし、経営と人事の両視点から戦略的人材マネジメントを実践。日本経営品質賞本賞、ホワイト企業大賞、グッドカンパニー大賞などの受賞に寄与。2023年8月manebiのCPO(Chief People Officer)就任。現在はISO30414のリードコンサルタントとして人的資本経営の推進支援や社員研修の講師としても登壇中。

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社員研修のオンライン化が標準となる中、「研修コストを削減したい」「現場のリアルなノウハウを形式知化したい」という理由から、eラーニング教材の内製化(自作)に取り組む企業が急増しています。

しかし、いざ自作を始めようとすると、「どんな機材やソフトが必要なのか」「素人が作って学習効果が出るのか」といった不安に直面する担当者様も少なくありません。中途半端な教材を作ってしまうと、社員に見てもらえず、かけた工数が無駄になってしまうリスクもあります。

本記事では、eラーニング教材を自作するための具体的な5つのステップ、プロ品質に近づけるための制作テクニック、そして効率的に作成・配信するためのおすすめツールを網羅的に解説します。自社の研修効果を最大化させるための実践ガイドとしてご活用ください。

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eラーニング自作のメリットと課題

教材を内製化(自作)するか、外部の制作会社に委託するかは、研修担当者が最初に直面する大きな選択です。正しい判断を行うために、それぞれの特徴を深く理解しておきましょう。

コスト削減と修正のスピード感

最大のメリットは、圧倒的なコストパフォーマンスとスピードです。 制作会社に動画教材を依頼する場合、企画・撮影・編集を含めると1本あたり数万円から数十万円の費用が発生します。一方、自社で作成すれば、必要なのは担当者の人件費とツールの利用料のみです。

また、情報の鮮度も重要です。業務マニュアルや法改正に関する研修は、内容が頻繁に変更されます。外注の場合、修正のたびに見積もりや納期調整が発生しますが、自作であれば、情報を入手したその日にスライドを修正し、再配信することが可能です。この「リアルタイム性」は、変化の激しい現代ビジネスにおいて強力な武器となります。

属人化しているノウハウを、見える化

汎用的な「ビジネスマナー」や「Excel講座」は市販の教材で十分ですが、「自社のトップ営業マンの商談トーク」や「社内独自システムの操作手順」は、外部には存在しません。

これら社内に眠る貴重な「暗黙知」を動画化して共有できるのが自作の強みです。ベテラン社員が毎回同じ説明をする時間を削減し、新人がいつでも何度でも復習できる環境を構築することで、組織全体の生産性が向上します。

制作工数と品質維持の課題

一方で、デメリットも存在します。企画、スライド作成、撮影、ナレーション、編集といった一連の作業は、慣れていないと膨大な時間がかかります。通常業務と兼務で進める場合、途中で頓挫してしまうケースも少なくありません。

また、音声が聞き取りにくい、映像が暗い、説明が冗長であるといった「品質の低さ」は、受講者の学習意欲を著しく低下させます。

これらの課題を克服するためには、高機能な編集ソフトを使いこなすスキルよりも、「誰でも簡単に一定品質の教材が作れるツール」の選定がカギとなります。

自作に必要なツールの種類

eラーニング教材を作成するには、目的に応じて適切なツールを組み合わせる必要があります。代表的な4つのカテゴリについて解説します。

プレゼンテーションソフト(スライド作成)

PowerPoint(パワーポイント)、Googleスライドなどが該当します。

講義形式の教材を作る際の基本ツールです。多くの企業ですでに導入されているため、追加投資が不要な点が魅力です。最新版のPowerPointには、スライドショーを記録しながら音声を吹き込み、そのままMP4動画として書き出す機能が標準搭載されており、これだけで簡易的な動画教材が完成します。

画面録画(スクリーンキャプチャ)ソフト

ITツールの操作方法や、Webサービスの利用手順を教える際に必須となります。

PCの画面上の動きをそのまま録画し、マウスカーソルの動きを強調したり、クリック音を入れたりすることができます。WindowsやMacの標準機能でも録画は可能ですが、専用ソフト(Camtasia、Bandicamなど)や、ブラウザ拡張機能を使うと、編集や共有がよりスムーズになります。

動画編集ソフト

撮影した実写動画やキャプチャ動画を編集するためのツールです。

不要な「間」のカット、テロップ(字幕)の挿入、BGMや効果音の追加などを行います。Adobe Premiere Proのようなプロ向けソフトは高機能ですが習得難易度が高いため、初心者にはvrewrやFilmoraなどの直感的に操作できるソフトが推奨されます。

簡単動画編集ツール「vrew」について

配信・管理システム(LMS)

作成した動画や資料を社員に届け、学習状況を管理するためのシステムです。

動画ファイルをただサーバーに置くだけでは、「誰がいつ見たか」「理解したか」が分かりません。LMS(学習管理システム)を使うことで、自作した動画をアップロードし、理解度テストやアンケートと組み合わせて「研修コース」として配信することが可能になります。

LMSに関してもっと知りたい方はこちら

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eラーニング教材の作り方【5手順】

質の高い教材を効率よく作るためには、いきなりPCに向かうのではなく、正しい手順を踏むことが重要です。プロの制作フローをベースにした5つのステップを紹介します。

ターゲットと学習目標(ゴール)の明確化

最初に「誰に」「何を」「どうなってほしいか」を言語化します。

例えば、「新入社員向けに(誰に)、電話の取り方を教え(何を)、不在時の伝言メモが正しく取れる状態にする(どうなってほしいか)」といった具合です。

このゴール設定が曖昧だと、あれもこれもと情報を詰め込みすぎてしまい、結局何も伝わらない動画になってしまいます。「1つの動画につき、ゴールは1つ」に絞るのが鉄則です。

構成案(台本・絵コンテ)の作成

動画の設計図を作ります。いきなりスライドを作るのではなく、まずはテキストで構成を練りましょう。

基本の構成は「導入(つかみ)」「本編(解説)」「まとめ(復習)」の3部構成です。特に冒頭の15秒で「この動画を見るとどんなメリットがあるか」を伝えると、受講者の離脱を防げます。話す内容(スクリプト)も書き出しておくと、収録時の言い淀みを防げます。

素材の作成・準備

構成案に基づき、スライド資料や画像素材を作成します。

動画用のスライドは、プレゼン用資料とは作り方が異なります。小さな画面(スマホなど)で見られることを想定し、1枚のスライドに入れる文字数は極力減らし、図解やイラストを多用しましょう。「読むスライド」ではなく「見るスライド」を意識するのがポイントです。

収録・撮影・編集

準備した素材をもとに、撮影やナレーション録音を行います。

スマホで実演シーンを撮影する場合は、手ブレを防ぐために三脚を使用し、明るい場所で撮影しましょう。音声は映像以上に重要です。雑音が入らない静かな会議室を選び、可能であれば外付けのマイクを使用すると、聞き取りやすさが格段に向上します。

編集では、「えー、あー」といった不要な言葉をカットし、重要なキーワードにはテロップを入れて強調します。

LMSへの登録・配信設定

動画が完成したら、LMS(学習管理システム)にアップロードします。

単に動画を置いておくだけでは「見たつもり」で終わってしまう可能性があります。動画の直後に「理解度確認テスト(〇✕クイズなど)」を設定し、合格しないと完了にならない仕組みにすることで、知識の定着を図ります。最後に、対象となる社員に受講案内メールを配信して完了です。

失敗しないための制作ポイント

自作教材でよくある失敗パターンを回避し、学習効果を高めるための具体的なテクニックを紹介します。

「マイクロラーニング化」で集中力を維持する

人間の集中力は長くは続きません。20分や30分の長い動画は、途中で飽きられたり、後回しにされたりする原因になります。

1つの動画は「3分〜5分」、長くても10分以内に収めましょう。「第1章:電話の受け方」「第2章:保留の仕方」のようにテーマごとにファイルを分割することで、受講者はスキマ時間にスマホで学習でき、後から知りたい部分だけを検索して復習しやすくなります。

インタラクティブ(双方向)な要素を入れる

一方的に視聴するだけの受動的な学習は、記憶に残りにくい傾向があります。

「ここまでの内容で正しいのはどちらでしょう?」といったクイズを動画の途中に挟んだり、受講後にアンケートで感想を求めたりすることで、受講者を能動的に参加させましょう。manebi eラーニングのように、動画の中にクイズを埋め込めるツールを使うと、より高い学習効果が期待できます。

標準教材と自作教材の「ハイブリッド運用」

すべての教材を自作しようとすると、担当者が疲弊し、更新が滞ってしまいます。

ビジネスマナー、コンプライアンス、ハラスメント防止、情報セキュリティといった一般的・普遍的なテーマについては、LMSに付属している「標準教材(作り込まれた市販コンテンツ)」を利用しましょう。自社でしか教えられない業務内容だけを「自作」に絞ることで、運用の負担を最小限に抑えつつ、教育の質を最大化できます。

おすすめのツール構成

効率的なeラーニング運用を実現するためには、「作成」と「管理」それぞれに最適なツールを選ぶことが重要です。

【作成ツール】汎用ツール(Excel・PPT・動画編集ソフト)

教材データの作成には、使い慣れたツールを使うのが一番です。

  • PowerPoint: 講義スライドやアニメーション動画の作成に。
  • Zoom/Teams: 研修の様子を録画して、そのまま教材として再利用する場合に。
  • スマホカメラ: 接客や実技の様子を撮影する場合に。

これらのツールで作ったデータ(MP4、PDFなど)は、そのままでは「誰が見たか」を管理できません。そこで必要になるのが、次の「管理システム」です。

【配信・管理システム】manebi eラーニング

自作した教材を最大限に活かすためのプラットフォームとして最適なのが「manebi eラーニング」です。 manebi自体には動画編集機能はありませんが、PowerPointや動画編集ソフトで作ったファイルを簡単にアップロードできます。さらに、アップロードした動画に対して、ブラウザ上で簡単に「テスト」や「アンケート」を作成・紐付けできるため、手軽に本格的なeラーニングコースを構築できます。

manebi eラーニングでできること:

  • 自作動画・PDFのアップロードと配信
  • 理解度テスト(クイズ)・アンケートの作成と実施
  • 受講履歴の管理・分析(誰がどこまで見たか)
  • 標準教材(約8,000本)との組み合わせ配信

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自社教材を活用した成功事例

実際に「manebi eラーニング」を導入し、自社で作成した教材や動画をアップロードして効果的に活用している企業の事例をご紹介します。

株式会社木地リード様

課題: 役職ごとのスキル体系や昇格基準が明確でなく、学習機会の公平性に課題がありました。

活用方法: 必須コースは就業時間内、ChatGPT活用などの任意コースは時間外と学習環境を整備。管理職向け研修やITスキル研修を自社で運用しています。

成果: ハラスメント防止意識の強化や、フォークリフト検定等の資格取得者が増加。eラーニング活用者と未活用者で試験結果に明確な差が出るなど、効果が実証されています。

詳細を見る(導入事例ページへ)

ヤンマー保険サービス株式会社様

課題: 保険商品研修に加え、全社共通の「コンプライアンス」教育を徹底するための仕組みが不足していました。

活用方法: 2か月ごとに動画3本を視聴する運用を定着化。自社研修を録画して配信し、〇×テストを組み合わせて理解度を担保しています。

成果: 「コースマップ機能」で学ぶべき内容が可視化され、受講完了スピードが向上。受講率100%を維持しつつ、社員が自発的に学ぶ意識も高まりました。

詳細を見る(導入事例ページへ)

株式会社TBSアクト様

課題: 以前は社内ポータルで動画共有していましたが、受講状況が自己申告制で、理解度の把握やテスト実施ができていませんでした。

活用方法: 「自由受講」と「必須受講」の2本柱で運用を開始。テスト不合格時の再受講フローを明確にし、管理体制を強化する予定です。

成果: eラーニングに前向きな関心を持つ社員の存在が明らかになり、今後の教育施策に向けた重要な発見につながりました。

詳細を見る(導入事例ページへ)

まとめ:manebi eラーニングが選ばれる理由

eラーニング教材の自作は、コスト削減やナレッジ継承に極めて有効な手段ですが、作った後の「配信」と「管理」が成功のカギを握ります。 「manebi eラーニング」なら、自社で作った動画や資料を簡単にアップロードし、効果的な教育プログラムとして全社に展開できます。

業界最安級の価格

40名以上の利用なら1人あたり月額500円から、少人数の場合でも月額19,800円からという導入しやすい価格設定です。さらに「使った分だけ課金」プランも用意されており、新入社員研修の時期だけIDを増やすなど、無駄なコストを抑えた柔軟な運用が可能です。

豊富な教材数

自作教材だけでなく、ビジネスマナー、コンプライアンス、ITスキル、情報セキュリティなど約8,000本の標準教材が見放題です。「一般的な研修は標準教材で手離れよく」「社内ルールは自作動画で手厚く」という理想的な研修体制をすぐに構築できます。また、プロによる動画制作代行やアニメーション制作などのオプションも充実しており、あらゆる教育ニーズに対応します。

使いやすさ(優れたUI/UX)

管理画面も受講画面も、マニュアル不要で使えるほどシンプルで直感的なデザインを追求しています。「ITツールが苦手な現場社員でも迷わず使えた」「管理画面が見やすくて作業が楽」といった声を多数いただいており、ITreviewなどのレビューサイトでも高い評価を獲得しています。

「学ぶ文化」の醸成

年間2,300万回以上の受講完了実績があり、多くの企業で「やらされる研修」から「自ら学ぶ研修」への変革を支援してきました。使いやすさと豊富なコンテンツ、そして「いいね」やコメント機能などのコミュニケーション機能が、組織に「学ぶ文化」を根付かせます。

自作教材の活用と効率的な研修運用をお考えなら、ぜひmanebi eラーニングをご検討ください。

よくある質問(FAQ)

Q. 自作した教材の著作権はどうなりますか?

A. 業務の一環として従業員が作成した教材の著作権は、原則として会社(法人)に帰属します。ただし、BGMや画像素材などを外部から利用する場合は、それぞれの素材サイトの利用規約やライセンス範囲を必ず確認してください。

Q. 教材1本を作るのにどれくらいの時間がかかりますか?

A. 内容やクオリティによりますが、既存のパワポ資料がある場合、録音と書き出しで数時間程度で作成可能です。一から企画・撮影する場合は1〜3日程度かかることもあります。vrewのようなAI支援ツールを使えば、工数を大幅に短縮できます。

Q. 外注と自作、どちらが良いですか?

A. 目的による使い分けがベストです。「企業のブランドイメージを伝える採用動画」や「ドラマ仕立てのコンプライアンス研修」など、高いクオリティと演出が必要なものは外注が適しています。一方、「業務マニュアル」や「製品知識」など、情報の正確さとスピードが求められるものは自作がおすすめです。

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