リリース

リモート環境で起きているハラスメント経験は2割 うちパワハラ防止にむけた教育体制を望む声が8割

「クローズドな環境で厳しい叱責」などリモート環境ならではのハラスメントを訴える声も

株式会社manebi

株式会社manebi(東京都千代田区、代表取締役執行役員CEO:田島 智也)は、従業員数30~300名の22〜29歳の会社員(一般社員・人事以外)105名を対象に、「ハラスメント」に関する実態調査を実施いたしましたので、お知らせいたします。


調査結果のポイント
①若手社会人の約3人に1人が、テレワーク環境下で「上司とのコミュニケーションでストレスを抱えるようになった」と回答。そのうち77.4%は、テレワーク実施以前よりストレスが増加
②15.3%が身の周りでリモートハラスメントを実感、そのうち「クローズドな環境で厳しい叱責」が43.8%で最多
③身の回りでリモートハラスメントを実感する若手会社員の8割以上が、勤め先に対し、「ハラスメントを防止するための社内教育体制」を希望

調査概要
調査概要:「ハラスメント」に関する実態調査
調査方法:インターネット調査
調査期間:2022年3月3日〜同年3月7日
有効回答:従業員数30~300名の22〜29歳の会社員(一般社員・人事以外)105名

 

【約3割の会社員が、テレワーク環境下において「上司とのコミュニケーションでストレスを抱えるようになった」と回答】
「Q1.テレワーク環境下において、上司とのコミュニケーションでストレスを抱えるようになったと思いますか。」(n=105)という質問には「かなりそう思う」が4.8%、「ややそう思う」が24.8%という回答となりました。


【約8割が、上司とのコミュニケーションでのストレスは、テレワーク実施以前と比べて「増えた」と回答】
Q1で「かなりそう思う」「ややそう思う」と回答した方に、「Q2.上司とのコミュニケーションでのストレスはテレワーク実施以前と比べて増えたと思いますか。」(n=31)と質問したところ、「かなり増加した」が12.9%、「やや増加した」が64.5%という回答となりました。


【ストレスの要因、「コミュニケーション数が減り、細かい確認を取ることができない」が74.2%で最多】
Q1で「かなりそう思う」「ややそう思う」と回答した方に、「Q3.具体的にどのようなことへのストレスを抱えるようになりましたか。(複数回答)」(n=31)と質問したところ、「コミュニケーション数が減り、細かい確認を取ることができない」が74.2%、「仕事の指示がわかりにくい」が58.1%、「サボっていると思われるか不安」が29.0%という回答となりました。

 

【「上司に質問等がしづらい」、「確認待ちの時間が長い」なども要因に】
Q1で「かなりそう思う」「ややそう思う」と回答した方に、「Q4.具体的にどのようなことへのストレスを抱えるようになりましたか。(自由記述)」(n=31)と質問したところ、「上司に質問等がしづらい」や「確認待ちの時間が長い」などの回答が上りました。

<自由記述・一部抜粋>
・確認待ちの時間が長い。
・上司に質問等がしづらい。
・電話が多い。
・小さな質問、取るに足りないぐらいの質問がしづらい。
・仕事の指示に対して自分の理解が合っているか確認したり、資料の下書き段階でレビューをもらったりするとき、文字のやりとりだと口頭より時間がかかってしまうこと。
・オンラインだと相手の状況がわからず気軽に聞けないし、わざわざチャットで文を打たなくてはいけないのがストレス。

 

【過半数が「テレワークの実施前も同じストレスを抱えていた」と回答】
Q1で「かなりそう思う」「ややそう思う」と回答した方に、「Q5.あなたが感じるストレスはテレワークの実施前でも同じようなストレスは抱えていたと思いますか。」(n=31)と質問したところ、「かなりそう思う」が6.5%、「ややそう思う」が45.2%という回答となりました。

 

【15.3%が、身のまわりで「リモハラ」を実感】
「Q6.2022年4月から中小企業を対象に「改正労働施策総合推進法(パワハラ防止法)」が施行されますが、あなたの身のまわりでリモート下でのハラスメントは起きていると感じていますか。」(n=105)と質問したところ、「かなりそう思う」が1.0%、「ややそう感じる」が14.3%という回答となりました。

 

【身のまわりで起きているリモハラ、約4割が「クローズドな環境で厳しい叱責」や「個人チャットでの業務外の連絡/業務依頼」】
Q6で「かなりそう感じる」「ややそう感じる」と回答した方に、「Q7.あなたの身のまわりで起きていると感じる、ハラスメントについて具体的に教えてください。(複数回答)」(n=16)という質問には、「クローズドな環境(オンラインでの1on1など)で厳しい叱責」が43.8%、「個人チャットでの業務時間外の連絡/業務依頼」が37.5%という回答となりました。


【「過度な仕事量」や「管理体制」なども身のまわりでおきているハラスメントとして実感】
Q6で「かなりそう感じる」「ややそう感じる」と回答した方に、「Q8.あなたの身のまわりで起きていると感じる、ハラスメントについて具体的に教えてください。(自由記述)」(n=16)と質問したところ、「過度な仕事量」や「リモートで一対一で叱責」などの回答が上がりました。

<自由記述・一部抜粋>
・過度な仕事量。
・仕事の成果が思わしくないと、リモートで一対一で叱責された。
・部下は家だとサボっているのではないかという疑いの目で見られがち。

【81.3%の会社員が、勤務先に対して「ハラスメントを防止するための社内教育体制」を希望】
Q6で「かなりそう感じる」「ややそう感じる」と回答した方に、「Q9.あなたは今のお勤め先に対して、ハラスメントを防止するための社内教育体制を望みますか。」(n=16)と質問したところ、「かなり望んでいる」が12.6%、「やや望んでいる」が68.7%という回答となりました。

 

【社内教育体制について、「パワハラに関する研修」や「管理体制」などを望む声】
Q9で「かなり望んでいる」「やや望んでいる」と回答した方に、「Q10.会社の体制としてどのようなことを望みますか。(自由記述)」(n=13)と質問したところ、「パワハラに関する研修」や「管理体制」などの回答を得ることができました。

<自由記述・一部抜粋>
・パワハラに関する研修。
・管理体制。
・環境の変化が心地良い。
・上司などに対し、指導者として高圧的な態度などをせず物腰柔らかく接するよう徹底してほしい。

 

【株式会社manebi 執⾏役員CRO 清⽔⿓太 コメント】
今年2022年4月に改正される改正労働施策総合推進法(パワハラ防止法)など、ハラスメントへの取り締まりが厳しくなる中、今回は中小企業(従業員数30〜300名)の22〜29歳の会社員(一般社員・人事以外)105名に対し、「ハラスメント」に関する実態調査を行いました。

本調査では、テレワーク実施以前に比べて、特に上司と部下とのコミュニケーションにおいて、ストレスが増加していることが判明しました。また、本人に限らず、同僚の働きぶりを目にする中で、リモート下でのハラスメントが起きていると感じる場合も少なくないということが明らかとなりました。テレワークが浸透してきた今、ハラスメントを防止するための社内教育体制をアップデートすることは、社員が心地よく働くための環境を整えるためには必須と言えるのではないでしょうか。

 

【ハラスメント研修に活用できる研修教育プラットフォーム「playse.(プレース)」】
「playse. (プレース)」は、オンラインで教育ができるラーニングプラットフォームです。ハラスメントコンテンツを含む3,000以上のeラーニング教材と自社教材、オンライン集合研修を自由に組み合わせることで、新入社員や管理職に対しキャリアやスキルに合わせた段階的な教育を実施できます。

 

 

PRTIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000090.000028888.html

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